江戸時代までは八幡神社と親しまれた相楽神社の餅花祭に出かけた。竹串に刺された白い餅を満開の花にみたて、その年の豊作を祈る神事である。餅花が飾られた社殿には笙、太鼓、鼓の鳴るなか、巫女さんが神楽を奉納する。宮司が社殿の奥に鎮座する神に榊とお供え物をして無事に終わる。宮座さんたちの奉納したお餅は終わるとすぐにその家族に引き取られるので、それまでに写真を撮らなければならない。着いたときは半分くらい進んでいてやっとの撮影だった。(指定無形民俗文化財)
灯篭は木製で時代を感じさせる。
丸餅に赤い化粧の餅花祭庶民の祈りを今につたえて teto
自分の住む町に歴史のある神社があり、行事が延々と続くのは大事にしたい。