先日の節分会の手向山神社へ行ったときに、二月堂へ立ち寄ったときの写真。間もなく始まる修二会の舞台となる。若狭井という井戸からお香水を本尊の十一面観音に供え、世界平和と人々の幸せを祈る古都の行事。この伝統ある行事が終わると春は駆け足でやってくる。長い階段を上ると不動堂があった。
節分会の護摩木に亡姉の名を書きて即身成仏ただに祈りぬ teto
二月堂登れば会いぬ鬼子母神ご朱印帳の太きその文字
下りの道では梅が咲きその横で若い僧らが古いお札を燃やしていた。暖かい一日だった。