夕庵にて

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ときどき写真と短歌を

雨の日の公園

2024年11月07日 | 短歌

雨の日の公園にきてブランコを 揺すれば幼のわれがこぎ出す
                      夕庵   


子供の居ない公園
ましてや雨の日は寂しい。
ふと幼い日を思い出して

 シャリンバイ
  


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4 コメント

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Unknown (I.SATO)
2024-11-07 10:11:57
tetokoさん>いい歌ですね。ブランコには皆幼き日の想い出がありますね。私は勢いをつけていかに遠くへ飛び出すかを友と競っていました。
75才になって、あの頃の元気を少しでも維持しようと思いました。

-板の間にごろんと寝るや生きてきた時の節目がごきごきと鳴る- 楕円と円

板の間は夏に自転車旅した焼尻島の無人小屋で一晩寝た時のものです。
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素敵な歌ですね (沙羅)
2024-11-07 12:10:54
>雨の日の公園にきてブランコを 揺すれば幼のわれがこぎ出す

この歌はすごくいいなと思いました。
雨の公園は子供が一人もいず寂しい。
でも夕庵さんがブランコを揺らし、子供時代を思い出すことによって、ブランコには子供のころの夕庵さんがいて動き出す。
公園全体も命を吹き込まれたみたい。

風景描写だけでなく、心象の世界が詠われていていいですね。
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沙羅さんへ ( 夕庵)
2024-11-07 16:46:33
こんばんは。
うわ~沙羅さんに鑑賞して頂き、
お褒めのコメントとても嬉しいです。
私はもともと情景歌より心象詠が好きなのですが、
あまり理解してもらえなくて
ひとりよがりだと、よく言われたものです。
これからもめげずに詠っていきたいと思いました。
ありがとうございました
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I.SATOさんへ ( 夕庵)
2024-11-07 17:04:06
こんばんは。
そちらではそろそろ雪の季節ですね。
拙歌の鑑賞していただきとても嬉しいです。

ブランコを見て幼い頃を思い出すのも
やはり高齢になって、少し感傷的になったのかもしれません。

SATOさんのお歌
板の間に寝てゴキゴキと鳴ったのは、過越の色々なことを、天井を見上げながらお一人で思いかえすとともに、板の間では背骨も痛かったのでしょうね。
素敵なお歌です!!

無人小屋とはちょっと怖いかもです。

コメントありがとうございました。
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