夕庵にて

スマホでパチリ・・・
ときどき写真と短歌を

沙羅の花

2023年06月11日 | 写真
清楚な夏椿




 



 


平家物語の冒頭にある
「祇園精舎の鐘の音 諸行無常の響きあり
 双樹双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす」
ここに出てくる沙羅双樹は夏椿のこと。
沙羅の花は(インド原産)淡い黄色でいい匂いがするそうで、
日本ではなかなかないが,
滋賀県の水生植物園で唯一見られるそうだ。

インドのお釈迦様の入滅の時
沙羅の木が対に生えていた(沙羅双樹)ところに横たわり
黄色い花が哀しみのあまり真っ白くなり次々と
お釈迦様の身を覆い尽くしたとある。

確かに夏椿と言うよりも沙羅の花と言った方が
語感の響きが格段にいい。

これが沙羅の花 (net)より拝借

        
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6 コメント

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草津の水生植物園 (デ某)
2023-06-12 08:27:02
「沙羅双樹は夏椿」とは存じませんでした。
草津(滋賀)の水生植物園に唯一…とのことですが、
妻にきくと 京都・滋賀に夏椿は結構多いそうです。

水生植物園は何度も行ったお気に入りの植物園。
すぐ外の広大な池にびっしり咲く蓮にも目を奪われていました。
が、暫く前に その蓮が突然!全滅…ガッカリ。
それもあって最近は行かなくなってしまいました。

貴ブログ記を拝読し、また折をみて出かけたいと思いました。
植物園の近くには 水の庭に浮かぶ佐川美術館があります。
日本画の平山郁夫さん、彫刻の佐藤忠良さんのほか「樂」の常設館、
お昼どきなら 安くて美味しく気軽に入れるレストラも館内にあります。
機会がありましたらお出かけください。
返信する
おはようございます。 (夕庵)
2023-06-12 09:36:37
デ某さん
滋賀の水生植物園へは温室の睡蓮を撮りに行った記憶があります。その頃はまだ広い池に睡蓮の群生が
見られましたが、残念なことです。

佐川美術館、是非行ってみたいです。
レストランも・・・

実は私も今回 沙羅の花の事知りました。
22/6/6の拙ブログをお暇なとき、ごらんください。
沙羅の花と記していますが、夏椿のことだったんですね。

コメントありがとうございました。
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優しくも‥儚くも・・・ (fumiel-shima)
2023-06-12 12:06:19
夕庵さん、こんにちは。

優しさや儚さをも感じる夏椿・・・
私も今日、記事にしました。
返信する
こんにちは (夕庵)
2023-06-12 15:10:53
は~い
楽しみにしています。
返信する
今盛り (沙羅)
2023-06-13 08:52:51
このお写真はどこで撮られたのでしょう?
私はHNを沙羅と付けた通り沙羅の花が大好きです。
シンボルツリーとして庭に植えました。
今盛りです。
うっとりと眺めています。
芝生の上に落ちている花の風情も美しいです。
沙羅の花の歌はたくさん作りました。
本当の沙羅双樹の花は別物ですね。
しかし夏椿の花は沙羅双樹のイメージにぴったりなので、日本でが沙羅の花と呼ばれるようになったのでしょう。

ここでデ某さんの投稿を拝見することができました。
懐かしい~
返信する
こんにちは (夕庵)
2023-06-13 15:44:52
沙羅さん
お庭に夏椿の花があっていいですね。
我が家は丁度室外機の温風が当たってとうとう
枯れてしまいました。
この花はご近所さんをうろうろして
やっと見つけました。

今日沙羅さんのお好きな吉敷園へ行ってきましたよ。
雨の後で多分苔が美しいかなと・・・

後日アップしますのでよろしくです。
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