清楚な夏椿
平家物語の冒頭にある
「祇園精舎の鐘の音 諸行無常の響きあり
双樹双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす」
ここに出てくる沙羅双樹は夏椿のこと。
沙羅の花は(インド原産)淡い黄色でいい匂いがするそうで、
日本ではなかなかないが,
滋賀県の水生植物園で唯一見られるそうだ。
インドのお釈迦様の入滅の時
沙羅の木が対に生えていた(沙羅双樹)ところに横たわり
黄色い花が哀しみのあまり真っ白くなり次々と
お釈迦様の身を覆い尽くしたとある。
確かに夏椿と言うよりも沙羅の花と言った方が
語感の響きが格段にいい。
これが沙羅の花 (net)より拝借
草津(滋賀)の水生植物園に唯一…とのことですが、
妻にきくと 京都・滋賀に夏椿は結構多いそうです。
水生植物園は何度も行ったお気に入りの植物園。
すぐ外の広大な池にびっしり咲く蓮にも目を奪われていました。
が、暫く前に その蓮が突然!全滅…ガッカリ。
それもあって最近は行かなくなってしまいました。
貴ブログ記を拝読し、また折をみて出かけたいと思いました。
植物園の近くには 水の庭に浮かぶ佐川美術館があります。
日本画の平山郁夫さん、彫刻の佐藤忠良さんのほか「樂」の常設館、
お昼どきなら 安くて美味しく気軽に入れるレストラも館内にあります。
機会がありましたらお出かけください。
滋賀の水生植物園へは温室の睡蓮を撮りに行った記憶があります。その頃はまだ広い池に睡蓮の群生が
見られましたが、残念なことです。
佐川美術館、是非行ってみたいです。
レストランも・・・
実は私も今回 沙羅の花の事知りました。
22/6/6の拙ブログをお暇なとき、ごらんください。
沙羅の花と記していますが、夏椿のことだったんですね。
コメントありがとうございました。
優しさや儚さをも感じる夏椿・・・
私も今日、記事にしました。
楽しみにしています。
私はHNを沙羅と付けた通り沙羅の花が大好きです。
シンボルツリーとして庭に植えました。
今盛りです。
うっとりと眺めています。
芝生の上に落ちている花の風情も美しいです。
沙羅の花の歌はたくさん作りました。
本当の沙羅双樹の花は別物ですね。
しかし夏椿の花は沙羅双樹のイメージにぴったりなので、日本でが沙羅の花と呼ばれるようになったのでしょう。
ここでデ某さんの投稿を拝見することができました。
懐かしい~
お庭に夏椿の花があっていいですね。
我が家は丁度室外機の温風が当たってとうとう
枯れてしまいました。
この花はご近所さんをうろうろして
やっと見つけました。
今日沙羅さんのお好きな吉敷園へ行ってきましたよ。
雨の後で多分苔が美しいかなと・・・
後日アップしますのでよろしくです。