モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

真っ赤な「シェルブラントローズゼラニュウム(Shrublandrose Geranium)」

2007-07-10 12:27:36 | ペラルゴニウム&ゼラニウム
我が家では、ゼラニュウムの仲間の内、
葉、花などの香りを楽しむニオイゼラニュウムだけ育てている。

この種は、春に咲く一季咲きで、
赤い小花をつける「ヘーゼルナッツゼラニュウム」
薄いピンクの小花をつける「レモンローズゼラニュウム」
は4月中旬に花をつけ、いまは、休息中。


鮮やかなピンクの小花をつける「シナモンゼラニュウム」は、
連休明けの5月上旬に咲き、今も咲き続けている。


「シェルブラントローズゼラニュウム」だけが、
咲く気配がなく今年は咲かないのかなと思い、咲き終わった2つともに、
雨のあたらない半日陰で夏休み対策を行っていた。

もともと乾燥気味に育てるのがよく、週に一回しか水をあげていないが
つぼみが出来ていたので、陽の当たる玄関前に持ってきた。
昨日は、一個だけつぼみであったが、
今朝には4個あざやかな赤の花が咲いていた。





その後ろには、「シナモンゼラニュウム」が5月から咲き続けている。





「シェルブラントローズゼラニュウム(Shrublandrose Geranium)」
・フウロソウ科の多年草
・地中海沿岸が原産地。
・風通しのよいところで乾燥気味に育てる。
・夏場は、高温多湿が苦手なので、半日陰の方がよい。
・冬場は、室内に取り込むか霜に当てないようにする。根本を腐葉土などでマルチング。
・花が咲いている時は肥料切れに注意。
・草丈は花後に切り戻しをすると30センチ程度に抑えられる。
・鉢替えもこの時期に行うと、翌年に新芽が出る。
・シナモンゼラニュウムが今年好調に咲いているのも、昨年に鉢替えと剪定を行った効果もわからない。
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シナモンの香りが漂う「シナモンゼラニュウム(Cinnamon Geranium)」

2007-07-10 12:15:40 | ペラルゴニウム&ゼラニウム
ゼラニュームの仲間には、ニオイゼラニューム、べラルゴニューム、
アイビーゼラニュームがあるが、
我が家では一般的でないニオイゼラニュームだけに絞って育てている。

ニオイゼラニュームは、ハーブゼラニューム・センテッドゼラニューム
とも言われており、葉に独特の香りがある。
バラの香り、レモンの香り、シナモンの香りなど様々あるが、
葉と香りを楽しむのは珍しい。

花は小花で地味といえば地味だが、春だけ咲く一季咲きでいさぎよいのがうれしい。
花びらに特徴があり、上2枚が大きな花びら、下3枚が小さな花びらで、
蝶のバタフライを思い描ける。

ヘーゼルナッツゼラニュームを皮切りに、花を咲かせはじめ、
連休最後の日に、私の大好きなシナモンゼラニュームにも
一輪の花がポッと咲いた。

  


乾燥気味に育てるのが良いので、雨に当たらない玄関先に4鉢を置いており、

①「ヘーゼルナッツゼラニュウム」赤い小花(写真左下)

②「レモンローズゼラニュウム」薄いピンクの小花(写真右下)

③「シナモンゼラニュウム」ピンクの小花(写真上)

④「シェルブラントローズゼラニュウム」(まだ咲かないが鮮やかな赤)
の4品を育てている。

 

冬になる前に刈り込みを行い、霜があたらない様に陽射しが当る軒下に取り込み
大事に守ってきた甲斐があった。

ゼラニュウムの和名は、ニオイテンジクアオイというが、
“テンジク”は、江戸時代に日本に入ってきたときに“唐天竺”(=外国)からきた
“アオイ”に似た植物ということでついた。

“アオイ”は、ご存知、水戸黄門の印籠にしるされている文様。
そうです、徳川家の家紋である葵の御紋(あおいのごもん)です。

この徳川家の家紋は三つ葉ですが、本来の葵は二つ葉であり
1枚は家紋としてのデフォルメで権威を象徴させているのであろうか?


センテッドゼラニュウム(Scented geranium)
・フウロソウ科
・ニオイゼラニュウム、ニオイテンジクアオイともいわれる。
・風通しのよいところで乾燥気味に育てる。
・夏場は、高温多湿が苦手なので、半日陰の方がよい。
・冬場は、室内に取り込むか霜に当てないようにする。
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