ダークオパールバジルは、海老茶に近い赤紫色の葉が特色で、
庭の色彩感覚として貴重な存在でもある。
このダークオパールバジルには、2年前に挑戦したが、
真夏に水遣りをしなかったために枯らしてしまった。
申し訳なく一年ほど取り組まなかったが、
再挑戦で、6月初旬に苗で買ってきて、鉢に植え替えた。
1週間ほど半日陰で根が定着するのを待ち、日向に持ち出した。
葉が生い茂り定着した感じになってきたが、葉を掻き分けてみると、
7月10日には花が咲いていた。
アフリカンブルーバジル同様の花が咲いているが、ダークオパールバジルの方がピンク色がつよい。
バジルはインド原産のハーブでシソの仲間であるが、
日本のシソが、日本料理の香辛料として重要な位置を占めているように、
バジルはイタリア料理に欠かせない。
特に、夏場の殺菌作用・食欲増進として胃袋を刺激する。
ダークオパールバジルは、温暖な地方では多年草だが、
日本では、寒さに弱いため一年草として取り扱っている。
今年は、アフリカンブルーバジルを越冬させたので、このダークオパールバジルも
越冬に挑戦してみるが如何な結果になるのであろうか?
そういえば、今年の春先の園芸店では、
バジル類の取り扱い種が増えていたような印象があった。
バジルの仲間は、世界で150以上の種があるそうで、
ブームになりつつあるのかなという気がする。
「ダークオパールバジル(Dark Opal Basil)」
・ シソ科の一年草で、原産地はアメリカ 。
・ 葉が6~7枚出揃ったら、摘心及び葉を取り、株を大きくする。
・ 草丈:50cm、赤紫の葉、赤が強いピンクの小花が特色。
・ 緑色の葉が出ることもあり、部分的に緑がかってもいる。