モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

涼やかな「ボックセージ(Bog Sage)」

2007-07-13 07:01:01 | セージ&サルビア


真夏の花ボックセージが咲き始めた。
10日には一輪だけ、翌11日にはこのように結構咲き始めた。



ボックセージは、秋まで長期間咲き続け、
明るい空色を楽しませてくれる。

このボックセージの明るい空色は、真夏になればなるほど涼やかになり、
例は悪いが、
真夏ほど、アイスクリームよりもカキ氷の方がのどの渇きを満たしてくれるが、
これに近いものを満たしてくれる。
感覚的ではあるが、1度か2度体感温度を下げる効果がある。

ボックセージは、
19世紀初めに英国の植物学者ジョージベンサムによって発見され、
湿地で生息していたのでボックセージと命名された。

ハーブ類の多くは、古代エジプト、ギリシャ、ローマなど地中海周辺の野草で
人間に有用なものが利用され伝承されてきた。

19世紀は、アメリカ大陸探索の時代みたいで、
ボックセージを初めとしてチェリーセージの一種であるヤメンシスイェローなども
20世紀のメキシコで発見された。

ハーブの中で、ボックセージ、チェリーセージ、ヤメンシスイエローなどを
セージ(またはサルビア)と呼んでいるが、
これらは、シソ科アキギリ属に属しており、
全世界で900種を超えるといわれている。

中南米では、500種以上が発見されており、
この地域はセージの宝庫でもある。
これからも新種が発見されるかもわからない。



「ボックセージ(Bog Sage)」
・シソ科の多年草。耐寒性・耐暑性強い。
・別名、サルビア・ウリギノーサ(Salvia uliginosa)
・原産地はブラジル、ウルグアイ、アルゼンチンなどの南米
・ボック(湿地、沼地)に生息。
・夏場は水切れしないようにマルチングする。
・草丈50~80cm。台風の時期は支柱を立てる必要あり。


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