ヒソップには思い入れがないせいか、なかなか書けないで困っている。
ピンクの小花をつけたのが6月25日。
そこから悩み始めて今日までに至った。
思い入れがないものは書けない。の典型だ。
ピンクの2mm程度の小花が枝一杯に咲いており、
アップで見ると宇宙船につんである乗り物といった感がある。
しかし、由緒正しいハーブであることは間違いない。
聖なるハーブとして知られるヒソップ。
古代より体臭をマスキングする芳香剤として使われていたヒソップ。
旧約聖書にも登場するが、聖人・貴人のためにあったハーブであり、
庶民のものではないようだ。
今でも、高価な化粧品の原料として使用されており、オーデコロンにも利用されている。
そういえば、
ケルン大聖堂があるドイツのケルンに行った時、オーデコロンのお土産を大量に買ったが、
オーデコロンは、“ケルンの水”であったことをケルンで知った。
帰国後、大量に買ってしまったので、バラマキましたが使用された形跡がなく(香りでわかるので)
日本人にはオーデコロンは、あわないのかなと思いました。
最近は食生活も異なり体臭が欧米化しているせいかコロンの使用も違うようですが・・・
古代は、聖人・貴人の体を清めることで使われていたヒソップ。
いまでは、誰でもが使えるようになったオーデコロン。
ケルンから持ち込んだのは、ナポレオンであったから面白い。
「ヒソップ(Hyssop)」
・シソ科の半常緑低木で耐寒性強い。
・和名はヤナギハッカ。
・原産地はヨーロッパ南部~アジア西部
・草丈は30~60㎝。30cmぐらいになったら随時つむ。