モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

赤身マグロ丼『人形町よし梅』

2009-06-12 15:35:21 | グルメ
中央区の図書館に本を返さなければならない。
築地がいいか人形町がいいか多少悩んだが、久しぶりの人形町探索をすることにした。

地下鉄人形町の駅から図書館までの間には、古きよき江戸をほうふつさせる小路があり、料亭が結構ある。
開いている店に入ることにして小路探索をしたが、入り口近くの『よし梅』が開いていたので入ることにした。

この店は、「ネギマ鍋」が有名で、マグロの赤身がおいしい。

ランチメニューにも「マグロ丼」があったので、これを頼むことにした。
さらに、ビールのつまみの一品を頼もうとしたら、ランチメニュー以外ないという。
老舗は面倒なことをしたくないようだ。しょうがないので、ランチメニューから「アジの南蛮漬け」を頼んだ。

(写真)アジの南蛮漬け


『よし梅』本店の横に売店が併設されていて、ここの人気商品がアジの南蛮漬けなどをいれた“江戸風味詰め合わせ”というのがある。
時々、この南蛮漬けを買って帰り酒の肴としている。

その酒の肴が来たがボリュームの多いこと、肴というよりはメインディッシュになってしまう。マグロの味がわからなくなってしまうので、後回しとすることにした。

(写真)赤身マグロ丼


熱々のご飯に載ったマグロの赤身は、宝石のように輝いておいでおいでをしていた。
そのマグロの一片でご飯を包むように箸をいれ口に放り込んだら、そのままス~ッと胃の中に落ちていった。
これはいける!
夢中で丼を平らげてしまった。

この店のマグロの赤身は多分東京の中でもピカ一なのではないかと思った。
マグロの赤身の良い物は、味が極めてないのが特色で調味料が無いほうがおいしくいただける。また醤油などの調味料でごまかす必要が無い。

こんな上物をどうやって手に入れているのだろう。と毎回疑問に思ってしまう。


アジの南蛮漬けは、結構なボリュームであごが疲れてしまった。
昼オープンするなら酒の肴は2~3品欲しいな~。『よし梅』さん!

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