潮位▲20㎝超・・年に数度の夜の干潟観察チャンス。
ハコメガネでじっくり観察のつもりも、予想以上に潮が引き、手頃な潮だまりを見つけられずに先端の岩の上で寒風に晒される。
水深がある潮だまりはあきらめて、少し風が弱い手前に座り込む。水深はムラサキウニくらい・・
磯の大半に広がる浅い潮だまりには、ムラサキウニとイソギンチャクが目立った・・
この写真では巻貝のスガイとイボニシも目立つか?
ウシケノリらしき紅藻はショウジョウケノリか?
海藻ではフクロノリも目立った・・
スジエビモドキらしき、小さなエビは多かった。
小さなエビたちの眼はライトに反射して光った。タペタムがある夜行性か?
こいつの目は黒くて光らなかったような・・??
小さな磯のエビの種類も、殆ど知らない。。
名前を知っているのは、縞々模様が多いイソスジエビと、縞々が少ないスジエビモドキくらいだ。
この緑色のヤドカリはヨモギホンヤドカリか? (緑色のヤドカリはこの名前しか知らない・・)
写真では地味だけど、現場ではとてもきれな緑色に見えて、見惚れてしまった。。
サザエくらいの大きさの巻貝、アカニシが歩いていた。以前も夜の観察で動き回っているのを見たなぁ・・
少し大きなイソギンチャクは、ベリルイソギンチャクか?
こちらのベリルイソギンチャクらしきのは、窄んだ際にアオサの破片が入ってしまって真ん中が緑色なのか?
これこそベリルイソギンチャクだと思うけど・・イソギンチャクも分からないのが多すぎる。。
こんな白っぽいのや・・
細めの縦縞がついてたり・・
形はほぼウメボシイソギンチャクだけど、色が違うもの等々・・
身近な潮だまりのイソギンチャクでは、このミドリイソギンチャクが一押しです。
肝心な緑色が海藻に隠れて見えないけど・・これもミドリイソギンチャクなのだろうか?
(一押しなんて言っている種さえ分からない・・この複雑さも海の生き物の魅力でしょうか?)
岸近くに戻ると、牡蠣の密生しているところもあった。以前に比べると激減している気がする。
こちらも数年前は大繁栄していたミドリイガイの亡骸・・?
貧栄養の黒潮の影響があるのだろうか? 単に寒さにやられたのか?
スガイ・・ごみのようなカイゴロモという海藻を纏った巻貝。ここには多い。
オオヘビガイの殻口とその横にスガイ・・身近な貝にもいろんな形がある。
全体的に海藻も少ないように感じたけど、一部にはアオサやセイヨウハバノリらしき海藻が繁茂していた。
アオサは、ヘッドライトを当てるときれいに見えた。
この夜の一押し・・アメフラシくんにも出会えた。
個人的な勝手な思いだけど、何とも言えない愛嬌を感じる。
以上、寒くて、凍える、眠い・・夜の徘徊でした。
ちなみに雪が舞う今日、昨年に引き続き、ラーメン祭りに行った。
北海道味噌ラーメンの麺や虎鉄。
年をとったせいか・・美味しかったけど、食べ終わった後、ラーメンよりも、蕎麦やうどんを食べたいと思った。
以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。