Tikara`s Photoroom

私のこれからとこれまでの写真作品を、自身のコメントと共に載せて多くの人に見ていただき、批評していただきたいと思います。

355.クリーデンス・クリアウオーター・リヴァイバルを見たかい?聞いたかい?

2012-12-11 21:56:12 | Weblog
一番奥が、ジョン・フォガティ(L.G、L.V.)、その右が、スチュワート・クック(S.G.)さらにその右が、、トム・フォガティ(B.G.)、一番手前で、自転車に乗っているのが、ダグラス・コスモ・クリフォード(Drs.)
今回は、私が初めて買った、洋楽のレコードの話です。それは、クリーデンス・クリアウオーター・リヴァイバル(Creedence Clearwater Revival)というアメリカのロックバンドの、5枚目のオリジナル・アルバム「コスモズ・ファクトリー」という、33回転のLPレコード盤です。洋楽のどんなレコードを買って良いのか分からず、当時、朝日新聞の夕刊の文化欄のポピュラー音楽評論記事を読み、その頃私のすんでいた街の1軒しかなかったレコード店に、自転車で走って行き、視聴もせずに買ってきたのです。
 家に着いて、ワクワクしながら買ってきたレコードに、針を落としました。その瞬間、ギターとドラムスが絡み合って、弾むような明るい快活な曲が始まり、そこへ、素晴らしくシャウトしたヴォーカルが加わります。1曲目の、「ランブル・タンブル」で、私は一挙にクリーデンス・クリアウオーター・リヴァイバルの音楽の虜になったのです。
 それまでもラジオやFM放送を通じて、ビートルズや、ビーチ・ボーイズ、エルトン・ジョンなども聞いていたのですが、彼らのヒット曲は、耳にすることができても、アルバム全体を、一挙に聞く機会は、一度もなかったので、非常に衝撃でした。
 全11曲。50分程度の作品ですが、ブルースやブルーグラス、カントリー&ウェスタン、R&Bをバックボーンとした、質の高い演奏とヴォーカル(リーダーのジョン・フォガティが担当)に裏打ちされた、アメリカン・ロックの真髄のような音楽が楽しめます。最高の聞き物は、10曲目と11曲目、これこそブルース・ロック、まさに感涙モノの2曲です。
 余談ですが、後年スピルバーグが制作監督したオムニバス映画「世にも不思議な物語」のプロローグ部分で、ダン・エイクロイドがカーステレオにカセットをいれたら、クリーデンス・クリアウオーター・リヴァイバルの、「ミッドナイト・スペシャル」という曲が流れてきて、ツレの男(実は、その正体は、醜悪凶暴な怪物)と一緒に大いに盛り上がるというシーンがあります。その中のセリフ、「クリーデンス、最高!」を聞いて、本当にアメリカ人は、今でもC.C.Rが好きなんだなと、感心した事しきりだったことを、今でも思い出します。
コメント
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