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ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

吉祥寺の老舗ジャズカフェでヘルシーなランチをいただく。

2008-01-15 13:46:07 | グルメ
どうやら私には、客を引きつける力があるらしい・・・。

しっかし今日は寒い。
冬だから寒いのは当たり前なのだが、私のワードローブの中から一番あったかいやつを着てきたのに寒い。
これ以上寒くなったらどうしよう。
こんな日は体の芯からあったまるランチを食べるしかない、
と向かった先はロフト前の小道にある老舗ジャズカフェ“Mア”。

ここは上階にもジャズカフェ、向かいのビルにもジャズカフェがあり古き良き吉祥寺が残る一帯だ。
急な階段を上り年期がはいった木製のドアを開けると店内は全体がまるで70年代の趣で、誰だかわからぬが女性ボーカルが結構な音量で鳴っている。
先客は、すみっこに女性がひとり。
実はこの店は壁面のひとり客用のイスが小柄な女性向きのように小さく、私には掛け心地がよろしくないのだ。
ま、でも私はひとりなのでしかたなく、ドアの真正面の壁面のポジションに着席。
で、最近お気に入りの野菜たっぷりあんかけご飯(中華丼ともいうか。)を注文した。
ここはヘルシーををうりにしているようで、白米と玄米のどちらかが選べるのだが私は白米をチョイス。

その後、途中の本屋で購入した今月号のPENを眺めていると、ぞろぞろと客が入ってきた。
おばさんグループ、近所の店の店員、銀行員風、事務員風、フリーター風・・・。
すべて女性だ。
そして10分後には満席になってしまった。
あれれ、今日はどうしたんだろう。
ああそうか、私がドアの真正面にいるからかもしれない。
なあんてことを考えているうちに中華丼が到着。

タケノコ、キャベツ、タマネギ、ウズラの卵、豚肉にトロッとしたあんがかかっている。
熱いのをふぅふぅしながら一口。
う、うまい。
量も私にはちょうどよく、8分ほどで完食。
食後のコーヒーをいただき、満席の慌ただしさにそそくさと退席した。









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吉祥寺からのおすすめランチコース

2007-12-28 15:52:10 | グルメ
ふぁあ、やっっと、今日で仕事も一段落。
久々に昨日書いたばっかしだけど、また書いちゃおっと。

さて、吉祥寺からのランチコースとは、以前書いたような吉祥寺内でのランチコースではなく、
吉祥寺からどこかへおでかけしてのランチコースのことである。
で、今回はどこへ行こうか。
と思い浮かんだのは荻窪である。
なぜ荻窪か?
そこにはバッティングセンターがあるのである。

吉祥寺駅総武線ホームにて千葉行きに乗車。
中央線でも行けるのだが、こちらはお隣の三鷹始発のため、めっちゃ空いているのである。
で、あっという間に荻窪に到着。
一番後の改札(三鷹寄り)を出て北口に降りる。
荻窪は吉祥寺と違ってショッピングエリアがあまり広くなく下町っぽい、でもなんだかセレブっぽい雰囲気も漂うこじんまりした街である。
人通りも極端に少ない。
北口から当たりを見回すと、右に西友&タウンセブンのビル、左手には1階にマクドナルドが入るビルがあり、
お目当てのバッティングセンターはそこの屋上。
このビルには他にテニススクールやゴルフレンジもあるという、恐るべしスポーツビルなのである。

屋上に到着すると、まだお昼前のせいか客はほとんどおらず打席は選び放題。
で、まず手始めに90kmにチャレンジ。
なんだか遅い。
日頃の鍛錬のせいか吉祥寺の80kmよりだいぶ遅く感じられる。
が、なかなか芯に当たらない。
最後の5球ほどでようやくいい当たりが出始めたので次は110kmへ。
おお、いい当たりばっかしだ。
ホームラン級の当たりもチラホラ。
でもなんだかこれでも吉祥寺の80kmより遅いみたい。
いったい吉祥寺の80kmは実際何キロなんだろう?

バッティングには満足したのでピッチングにも挑戦。
これは1から9までの的に当てる、いわゆるストラックアウト。
まず軽く投げてみるが抑えが効かずさっぱり当たらない。
ううむ、重心をもっと低くせねばいかんな。
で、膝を大きく曲げ踏み出すとようやく1球当てることができた。
しかし続かない。
結局2球しか当たらなかったが、汗が出てきたので降参。

で、汗をかいたあとはおいしいランチである。
ビルの裏側へ出て辺りを見回すと、ラーメン屋の看板を発見。
おお。
荻窪はラーメンが有名だし、ここもいけるのではないか。
店の名前は五右衛門。
半チャンラーメンがなんと¥550という低価格。
ま、味は期待できないけど、話のネタに入ってみようかと思った。
引き戸を開け中に入るとカウンターだけの、7・8人でいっぱいのスペースで、壁や什器は長年へばりついた油だらけ。
客は誰もいない。
で、そのスペースにお似合いの初老のマスターが“いらっしゃい”とぼそりとつぶやいた。
私はもちろん半チャンラーメンを注文。
他店ではあらかじめ作り置きしたチャーハンを温めるところが多いけれど、ここでは始めから作っている。
マスターは卵を割り、その殻をポイッとスープの中へ投げ捨てる。
で、具とともにご飯を炒め出した場所は、なんとカウンターの下というか流しの下?
どうやらしゃがんで作業をしているようだ。

数分後半チャンラーメンが完成。
まずスープを一口恐る恐る飲んでみる。
おお、うまい。
店の内部とはまったくイメージが違う、どことなくセレブっぽささえ感じられる上品な味だ。
麺もまあまあ。
チャーハンもラーメンにおとらず、やや油っぽい気はしたがおいしかった。
途中からぞろぞろと客が入り始め、食べ終わる頃には満員になっていた。
お勘定を頼むとやはりたったの¥550で、えらく得をした気になった。
また行こっと。













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吉祥寺お奨めのランチコース

2007-10-18 14:17:41 | グルメ
ふぁあ、しっかし毎日忙しいな。
しかもこのところ、ついに秋から冬へ変わって行くようで朝晩の寒さが身にしみるぜ。
で、本日は吉祥寺のお奨めランチコースだあ。
ランチコースといってもどこかのレストランのそれではなく、ランチタイムをいかに有意義に過ごすかなのだ。

さあ、ではさっそく出かけてみよう。
北口サンロードを真っ直ぐ北へずんずん進み、信号を渡ってさらに北へ。
やがて右手に西友が現れるが、店頭のアジアンバザールなどを横目で見ながらさらに北へ。
バウスシアターを通り越し、右手にイワキメガネ、左手にペットショップ。
ここがサンロードの終点ですが、ここを左へ。
黒人のおにいちゃんが店番をするHIPHOP屋を通り過ぎさらに20m進むと、ここが最初の目的地の古本屋「F書店」。
店頭の雑誌棚や¥100の文庫箱をじっくりと吟味し、「Lapita6月号」”大人の胸キュン新車を探せ”を購入(¥100)。
以前にも書いたがこの店はとにかく安い。
品揃えもかなりの広範囲に渡り、ファンも多いようだ。
背広姿のおじさんが昼間からピンク雑誌をあさっていた。

さて、目の保養物が手に入ったのでお次は運動だ。
目的地は50m先の映画館の4階、「吉祥寺バッティングセンター」
エレベータを降りてまず驚くのは、ここの眺めの良さ。
たった4階の高さではあるが眼下には五日市街道が走り、かなり遠くまで見渡せる。
しかしここには重大な難点があり、やる気がまったくないのである。
全部で5打席しかないのだが、常に2打席は故障中。
先日などは3打席が故障しており、稼働中の2打席のひとつは左専用打席だった。
で、80kmの打席に突撃。
ここはスピードが遅く、これでも最高スピードなのだ。
まず4,5回素振りをし、¥200(20球ぐらい?)を料金箱に投入。
山なりのボールが飛んでくるが、遅すぎて身体が開いてしまう。
ま、それでも次第に当たるようになり、サードライナー?を打ったところで終了。
額にはかすかに汗がにじんでいた。

さあて、ようやくメインの食事である。
映画館から来た道を戻り、古本屋の隣のそば屋へ。
こじんまりした店内には先客がひとり。
私は壁のメニューを慎重に検討し、「たぬきそばセット」¥750を注文。
このところ吉祥寺ではビルの新築や改装が多いせいか、作業服姿の人たちが次々に来店し店はあっという間に満員に。
目の保養に購入した「Lapita6月号」と、正面上の壁に備え付けられた年期の入ったテレビをぼーっと見ていると、5分ほどで待望の「たぬきそばセット」が到着。
サラッとしたたぬきそばと香ばしいかやくごはん、浅漬けのおしんこは運動後にちょうどいい案配のバランスだ。
7分ほどでおいしく完食。

さあ、午後の仕事も頑張ろう、と思った。






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「レトロの町」青梅で昔懐かしきワンタン麺をいただく。

2007-09-17 15:25:40 | グルメ
ふとラーメンが食べたくなった。
今風の凝ったものではなく、昔懐かしいシンプルなラーメン。
で、「レトロの町」青梅に行けばそれがあるのではないかと思い、中央線青梅行きに飛び乗った。

青梅駅は山を抱いたロケーションそのものがレトロで、ホームには昭和を彷彿とさせる木造の待合い室とそば屋があり、出口への地下道には手書きの映画看板が飾られていた。
ところが一歩駅を出てみると駅前ロータリーはどこにでもある寂れた郊外の風情で、貸店舗の看板が目立ち活気がない。
こんなところに昔風のラーメン屋があるのだろうか?
周囲を見渡してもそれらしき店はどこにもなかったので、私は仕方なく周囲を散策することにした。
線路沿いに小道を東青梅方面へ進んでみる。
大昔、遠足で来た頃はもう少し活気があった気がするが、今は数軒の店があるだけでひっそりとしている。
そして青梅鉄道公園への看板がある路地を右折すると手打ちラーメンの看板を発見。
おお、あった。
その名はM玉屋。
かなりの老舗のようだ。
恐る恐る引き戸を開けると店内はまるで40年前にタイムスリップしたようで、丼物をたった今食べ終わったような客と店主が一緒にテレビに見入っており、番組は大リーグレッドソックスVSヤンキースで、もちろん画像は白黒ではなくカラーだった。
私は壁面に貼られたメニューを検討し、手打ちワンタン麺(¥600)を注文。
改めて店内を良く見回すと、奥多摩の山へ行く客が多いためかそれらしい本がたくさん並べられ、山の写真も多数飾られていた。
約7,8分ほどでワンタン麺が登場。
鰹だしの透き通った醤油スープにワンタン、シナチク、チャーシューが無造作に載っている。
まずスープをひとくち飲んでみる。
うまい。
見たとおりのあっさり味で、手打ちの麺もしつこくなくスープが良く絡んで好ましい。
量はやや少なめだったが、とてもおいしくいただくことができた。
その後は青梅街道に出て駅方面へ。
所々に手書きの映画看板が掲げられているが、まだ町全体のレトロ化には至っていないようで商店には活気がなかった。
このところ映画のオールウエイズなど昭和の古き良き時代が脚光を浴びており、大分県の某所ではそれで町おこしが大成功であるという。
青梅にも頑張ってもらいたいし、町並みとともに、レトロな味も守り続けて欲しいと思った。



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吉祥寺東急裏で地鶏のランチをいただく。

2007-05-24 14:47:43 | グルメ
しっかし暑い。
先ほど吉祥寺駅前の温度計は30度になっていた。
プラス4度ぐらいの誤差を除いてももはや夏に近い気温だ。
そんな中、本日のランチは東急裏にいつの間にかできていた地鶏&豆腐専門店のランチをいただいた。

地鶏にもいろいろあるようで、北は北海道の“北海地鶏”から、南は沖縄の“やんばる地鶏”まで40数種あるらしく、なんと東京にも“東京しゃも”なるものがあるらしい。
最近の地鶏といえばやはり宮崎の地鶏であろう。
なにしろあの、そのまんま東国原知事が毎日テレビで宣伝した効果は絶大で、相当、売れに売れているらしい。

さてその店は、東急裏、Tリーズコーヒーを右折したM蔵野文庫の前あたりの地下にあるT庵。
確かここは以前、スペイン料理だかイタリア料理の店だったと思うのだが、いつ改装したのだろう。
黒い板と竹で和風にあつらえられた階段を下り、引き戸を開けると左右に風呂屋風の下駄箱があり、番号札を抜いて店内に上がる仕組みになっている。
中は10人ほどが座れるカウンターと4人がけの個室に分かれており、ひとりの私はカウンターに通された。
厨房のおにいちゃんの威勢がやけに良い。
メニューを詳細に検討した私は“極上地鶏の親子丼”を注文。
昨日、サンロードの古本屋で購入した東海林さだおさんの“どぜうの丸かじり”を読みながら待つことにする。
しっかし東海林さんのこの丸かじりシリーズは面白い。
“食”に関してこれだけ鋭く多角的で独特な視点から書かれているものは少ないし、長い間まったく衰えない好奇心も素晴らしい。
なあんてことを考えているうちに“極上地鶏の親子丼”が到着。
大きめの器に入った親子丼とおしんこ、ナメコの味噌汁がついている。
さっそくフタを開けるとそれはまさに地鶏らしく、かなり濃い黄身の色が鮮やかで、プリっとした地鶏がころころと顔をのぞかせていた。(ここのは大山地鶏らしい)
まずひとくち。
うん、うまい。
やや濃いめの味付けは素材の良さに負けないためか。
ぱくりぱくりとあっという間に完食。
量はやや少なめでレディース向けかなと思って周りを見ると、数人いた客は全員女性だった。
食後には紅茶のゼリーなるデザートも付き¥850は、吉祥寺としてはまあお奨めのランチであろう。(ランチドリンクは¥100追加)


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吉祥寺の中道通りでオールウェイズなラーメンをいただく。

2007-04-12 18:44:24 | グルメ
スポーツ界は今、プロ野球の裏金問題で揺れている。
横浜BスターズのN選手が入団の際、協約で定められた額を大幅に上回る裏金を手にしたというのだ。
ちょっと前に西武Lイオンズから始まった裏金問題であるが、ついに球界全体に広がりそうだ。
これまでは相当以前からその存在が疑われていたのだが、金額と選手といった実態が明らかになってしまった。
球界の盟主を自認する某有名球団などは、すべてが明るみに出てしまうのではないかと戦々恐々としていることだろう・・・。

さて、そんなことにはおかまいなく、私は久々に暇ができ腹も減ったので吉祥寺の街をブラブラすることにした。
古本屋を数軒めぐるも収穫がなく、いつの間にか中道通りへ。
しばらく歩くと左手に古ぼけたラーメン屋が目に入った。
店の名は“Yしの家”。
いかにもという感じだ。
そこはずーっと以前からある店で、煤けたショーウインドウの中の煤けた蝋細工の料理は何度も目にしているのだが、引き戸が磨りガラスのため内部が確認できず、客が出入りする瞬間に立ち会ったこともない謎の存在だった。
私は、暇ができた開放感からか、ふと入ってみたい衝動にかられた。

ガラリと引き戸を開けるとそこは雪国、ではなく、まさにオールウェイズな空間だった。
やや古ぼけたウッディなインテリアは軽井沢の隣町にありそうなラーメン屋の雰囲気で、擦れて薄くなったテーブル表面のプリントや、壁面の、恐らくタバコの煙で地が白からグレーに変しまったメニュー、入り口上部に置かれたテレビなどはそのままロケに使えそう。
先客はこれまたエキストラのような怪しいおじさんがひとり。
黙々と焼きそばを食べている。
私はメニューを詳細に検討した結果、中華の基本であるラーメンを頼むことにした。
ぼんやりテレビを見ていると、来日中の中国温首相が、かの「オールウェイズ三丁目の夕日」の映画が好きで、我が国はまさに今あの状態なのですとおっしゃったとか。
ううむ。
グッドタイミングではないか。
日本にも古き良き店が残っていると、温首相には是非この店を見てもらいたいものだ、などと思っているとラーメンが到着。
半透明の醤油スープにやや黄色いちぢれ麺、シナチク、なると(最近珍しい)、刻みネギ、チャーシューが載るまさに古き良きラーメンだった。
まずは一口スープをごくり。
おお!
これは今はなきハーモニカ横町の第一中華とそっくりでうまい。
もしかしてその昔、両店で吉祥寺ラーメンの主役の座を競い合っていたのかもしれぬなあ、などと思いながらあっという間に完食。
近い将来引退してしまうかもしれぬおばさんに¥500を支払い、私は現代に舞い戻った。



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吉祥寺のセレブなスーパーの地階で大衆中華をいただく。

2007-03-16 13:44:07 | グルメ
ひゃあさぶっ。
本日、東京には観測史上最も遅い初雪が降ったらしい。
この間までのポカポカ陽気が、桜も咲こうかという時期になって真冬に逆戻りしてしまった。
さて、そんな寒い時のランチはカラダの芯からあったまるモノを食べたいと思い、向かった先は吉祥寺のど真ん中、サンロード中央のセレブなスーパーM浦屋地階の大衆中華店“Sくらい”。

ここは以前にもちらっと書いたが吉祥寺ではけっこう人気の中華屋で、開店から閉店までほぼずーっと混んでおり、店の外に置かれている5,6脚の待ち客用の椅子がそれを物語っている。
私が行った時間はラッキーにも店内に数席空席があり、ラーメンをもうすぐ食べ終わる(チャーシューメンだったかも)真面目そうなサラリーマンとの相席になることができた。
私は壁面に貼られたメニューを詳細に検討し、まず身体があったまりそうなモノの中から味噌ラーメン、もやしそば、中華丼を選択、さらに検討した結果中華丼(¥892)を注文した。

わずか2分ほどでまずスープが到着。
他店のモノより1.5倍大きい器に、刻みネギと青菜が入った醤油味のスープがたっぷりと入っている。
レンゲも大きい。
一口すすってみる。
うまい。
さらに2分後、待望の中華丼が到着。
これこれ。
やはり大きめの器に、新鮮そうな白菜、しいたけ、小エビ、いか、ピーマンが熱々のあんかけにくるまれてご飯の上に載っている。
ふぅふぅしながら一口いただく。
うまい・・・。

ふと店内を見回すと、端の方にはもう80をとうに越えているようなお婆さん二人が、レンゲと箸を器用に扱いながら味噌ラーメンをおいしそうに食べている。
その隣のテーブルでは、もうすぐ定年になりそうな白髪のサラリーマンが、額の汗を拭いながらもやしそばを食べている。
とそこに、やはり高齢の、頭頂部が輝いているサラリーマンが来店し、なんとチャーハンと野菜炒めを注文。
ううむ、ふたつで¥1,100以上になってしまうではないか。
そもそもその食欲に感心するなあ。
そのエネルギッシュな食欲が頭頂部の輝きを生んだのかもしれん・・・。
なあんていうことを考えながら7分ほどで完食。

会計時、以前もらったオレンジ色の¥50割引券を渡すと、“はいこの次使ってね”と、新しい¥50の割引券をくれた。
おいしかった。




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吉祥寺ハモニカ横町で老舗のあさりチャーハンをいただく。

2007-03-13 13:41:43 | グルメ
ハモニカ横町は、吉祥寺駅前の一等地でありながら、戦後の混沌を保ちつつ現在も刻々と変貌を続けるエリアである。
私は以前、その中の“D一中華”という古き良き中華屋に良く通っていたのだが、もう充分儲かってしまったからか、数年前閉店してしまい、洋品屋になってしまったのだが、本日のランチは久しぶりに、そんなハモニカ横町の中でも屈指の老舗である、“Mみん”に行くことにした。

吉祥寺は行列のできる名店が多く、“S藤肉店”のメンチカツや“Oざさ”の羊羹が有名であるが、ギョウザといえば“Mみん”である。
しかし実はギョウザだけではなく、あさりチャーハンもおいしいのである。

ガラリと引き戸を開けると、すでに数人の先客がいた。
店内はカウンター6,7席と4人がけテーブルが2つのみのホントに小さなスペース。
ところがその小さな店内にもかかわらず、これまた狭い厨房にはむさ苦しい男達が4人もひしめき合っている。(あ、ごめんなさい。おいしいチャーハンを作ってくれるコックさんたちです。)
これすなわちチョー忙しいのである。
持ち帰りギョウザを売る窓にはひっきりなしに客が来るし、その下ではギョウザを作っているし、店内の客にも対応せねばならぬ。
と、そこに新たな来客が。
その客は初めての来店らしく、“トイレはどこですか”と言う。
すかさず、客席をケアしているお姉ちゃんが、“私が案内します”と連れて行ってしまった。
ハモニカ横町ではほとんどの店にトイレがなく、ちょっと離れた共同便所に行かねばならないのである。

さて、アサリチャーハンを注文した私のカウンターにまずスープが到着。
キャベツとわかめが入った、まるでタンメンスープのような塩味のスープである。
うまい。
間もなくお待ちかねのチャーハンが到着。
新鮮そうなアサリがわずかに混ざった、卵をからめただけのシンプルなチャーハン。
皿の淵にはザーサイも載っている。
うまい。
小食の私には多めの量だったが、ふぅふぅしながら一気に完食。
なんだか懐かしい昭和の味がするチャーハンだった。


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吉祥寺の銀行地下の巨大ビアホールで超格安ランチをいただく。

2007-03-02 14:52:30 | グルメ
ふぁあ、眠い。
昨晩は仕事で遅くなり数時間しか寝ていない。
えっ?飲んでたんじゃないよー。
本日もまた忙しく、いつもなら12時前にランチにでかけるところが1時間もおしてしまった。
さらにその時間も少ないのだ・・・。(ブログ書かなければもうちょっとゆっくりできるんだけど・・・)

さあて、そんな訳で本日ランチに向かった先はT京M菱銀行地下の巨大ビアホールで、その名も吉祥寺“Bアホール”。
ここは以前、確かサッポロビアホールだったと思うのだが、いつの間にか現在の名称に変わっているのだ。
中身はまったく変わってないんだけど。

入り口にはランチの見本(というか本物)が数点並んでいるのだが、私の鋭い目は瞬間的に、一番奥のおすすめランチ“チキンカツの卵とじ丼”(¥580)を捉えていた。
ううむ、安い。
チキンカツの卵とじ丼とは、要するに親子丼だと思うのだがどこが違うのだろう?
ま、いいか。
それにおしんこ、小鉢、みそ汁が付いて¥580は、昨日のセレブランチとは打って変わって庶民価格である。

階段を下りると会計があり、さらにその下には体育館のような巨大な空間が広がっている(ちょっとおおげさです)。
収容人員は恐らく数百名はくだらないだろう。
私はたまに仕事の打ち合わせにも来るのだが、いまだかつて待たされたことがないほどの席数なのだ。
本日はややお昼を過ぎたこともあり、5分ぐらいの入りだろうか。

ひとりの私は手前のカウンター席へ着席し、インカムを付けた店員に、迷わず、おすすめ定食とランチコーヒー(¥100)を注文。
仕事の品格(山崎武也著)をパラパラとめくりながら待っていると数分でできてきた。全体に量が少ない気もするが¥580ではしょうがないだろう。
もうすぐ食べ終わろうとすると隣席に来客が。

横目で伺うと、ひとりはパリっとした(フランス製かも?)スーツを着こなし、オーストリッチのセカンドポーチを小脇に挟んだ紳士で、もうひとりは黒いワンピースを着こなし、タレントのYOUさんのようなハスキーボイスをもつ飲み屋のママさん風であった。
彼らはキープしてある焼酎を飲み始めたのだが、私は、ううむ、これはいわゆる同伴というやつかもしれぬと思いつつ、何かおもしろい話でも聞けないかなあと、聞き耳を立ててみた。
数分が経過したのだが彼らはなかなか酔わないようで、会話も軽いジャブの応酬にすぎず、時間のない私は仕方なく店を出ることにした。

¥580にしてはおいしかった。


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吉祥寺東急裏手のセレブなエリアで老舗のパスタをいただく。

2007-03-01 22:21:07 | グルメ
いやあ、しっかし忙しい。
このところ毎日、普通なら3日かける仕事を1日でこなしているのだ。
したがってブログなど書いている場合ではないのだが、気分転換と思ってしたためてしまおう。

吉祥寺はさまざまなクラスの人が集まる街である。
クラスとは1年2組とかではなく、上流とか下流のことである。
最近の書籍によると日本はこれまでの主流だった中流が減って、上流と下流に極端に別れてしまうらしく、しかも、ほとんどが下流になってしまうらしい。
さて、本日のランチは、吉祥寺の中でも上流、つまりセレブが集まるエリアへ出かけてみた。

そのエリアとは東急裏手の大正通り沿いのことである。
(これはあくまでも私の主観なのであらかじめご了承ください。)
私はランチにかける金額を上限¥1,000(コーヒー込み)と決めているのだが、このエリアには¥1,000以下の店が非常に少ないのである。(5,6軒見て判明)
で、ようやく探し当てたのが老舗パスタ店の“Kプリチョーザ”。

10数年ほど前に一度入店した際は2階に通され、料理はおいしかったものの、夜、若者がワイワイとみんなで楽しむ店という感じがしたのだが、本日は1階だったためか、そのイメージとはまったく違い、大人でもゆっくりできる落ち着いた感じであった。
私はメニューを検討し、揚げ茄子とホウレンソウのボロネーゼライトランチ(¥800コーヒー付き)を注文。
壁に書いてあるイタリア語などを眺めていると、10分弱でボロネーゼが登場。
白く細長いシンプルで清潔そうな器に、一目見ておいしそうなパスタが盛られていた。
まずはひとくちパクリ。
ううむ、うまい。
ボロネーゼはミートソースとおんなじだと思ったら大間違い。
ちゃんと素材の味がよーく出ており、パスタのゆで加減も申し分ない。
これなら大盛りでも食べられそうだなあなどと考えながら5分ほどで完食。
ただひとつ、コーヒーカップの持ち手の穴が小さくて持ちにくかった。

セレブなエリアの老舗のパスタは、セレブが好みそうな上品でロハスなおいしさだった。


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