ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

都市対抗野球の危うさ。

2007-08-27 18:43:16 | ふと思ったこと。
東京ドーム(東京ドームシティ)はどこか場末の感じがしてしまう。
水道橋駅から新聞を片手にWINS(場外馬券売り場)へと歩いていくギャンブル客。
陸橋を渡った際に現れるスポーツとはミスマッチな黄色い建物。
本来は後楽園球場を核として、神宮のような野球のメッカとなり得たのかも知れないが、その立地の良さとY新聞の商売上手さにより、東京ドームはもはや野球よりコンサートホールの印象が強くなってしまった。
本日はそんな東京ドームに、都市対抗野球を見に行ってきた。
私は都市対抗野球をナマで見るのは初めてで、これまでの印象では文字通り、プロに準ずる選手を擁する各地の企業同士のトーナメントであり、アマチュアの最高峰の戦いというものだった。
この大会で活躍後プロ入りし大成した選手も多いことであるし、かなりの期待を持って入場したのだが・・・。

試合は熊本市の熊本ゴールデンゴールズ(欽ちゃんのチームみたい)VS昨年優勝のにかほ市(どこ?秋田県らしい)TDKの対戦。
場内でまず目に付いたのは各チームの内野最前列に設置された“応援ステージ”で、自軍の攻撃中にチアガールや応援団がグラウンドに背を向け、ステージ前に陣取るブラスバンドとともに“かなりの大音量”で応援を繰り広げるのである。
その音量はスタンドのかなり上の方にいた私ですら気になる音量で、選手達はよくこの中でプレーができると思うほど。
プロでも高校野球でも、応援はグランドの様子を見ながら、その内容にリンクしているのが普通だと思うのだが、ここではどうも試合と応援は別のものであるかのようだった。
で、当初は応援もチラチラと見ていたのだがあまりの音量に途中から無視し、試合観戦に集中。(集中するのが大変)
試合はけっこういい試合で、左バッターをずらりと揃えたゴールデンゴールズが4-1で勝利。
スタンドを出てもしばらく、応援の音が耳から離れなかった。
この大会はもうずっとこういう感じなのかも知れないが、ああいう応援の仕方はあまり好きくないなあ。
コメント
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