ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

秋の気配が漂い始めた箱根へ。(その2)

2018-09-09 20:23:13 | 箱根
●花月園ホテルはまあまあ良いかも。

パレスホテル閉館以来、箱根に来る回数が減ってしまった。
やはり何も考えないで予約ができる宿がなくなってしまうと足が遠のいてしまうのだ。

これまで、レイクホテル、ちょっと離れたが下田東急ホテル、パウエルに宿泊してみたが、
主にスタッフの対応力がパレスホテルとはあまりにかけ離れていた。
私たちが求めるのは、源泉かけ流しの温泉ではなく、手の込んだ食事でもなく、
最新の建物、インテリアの客室でもない。
エントランスに入った瞬間から、笑顔で、スマートに、付かず離れず、
こちらの要望をさりげなく察知してくれる、スタッフ一人一人の対応力、というか人間力だと思う。
ホテルがスタッフをそのように教育するのか、
元々そのような能力を持った人間を採用するのかはわからないけどねえ。

バスがパレスホテルに差し掛かると、
ついに解体が始まっていた。(画像)

あああ、壊してるねえ。
建て直されるのかねえ。

バスは南温泉荘に到着。
緩やかなスロープを歩いて、初めての花月園ホテルに入った。
建物は古いようだが外観は白く形はパレスホテルにそっくりだ。
フロントは空いていて若い男女のスタッフが笑顔で対応してくれた。
こちらでは将棋の名人戦が度々行われているようで、
その旨の写真が飾ってあった。

部屋は4階。
恐らく20平米ぐらいと狭いが、きちんと清掃されていた。
到着時、ちょっと寒かったのでフロントに連絡すると、
すぐに石油ファンヒータを持って来てくれた。

夕食は2階のレストランで和洋会席膳。
特に凝ったメニューではないが私たちには十分。
スタッフはアジア系の若い人もいたが、
客の要望を察知し対応もスピーディーで好印象。

大浴場はホテルの規模に比べて広く、
露天がないのは残念だが、洗い場に仕切りがあって使いやすい。
この夜はたまたま満員で入らなかったが、
無料の貸切風呂が4箇所あるのも良い。

翌朝は芦ノ湖を起因とする霧がかかっていたが、
ちょっと晴れて来るとパレスホテル同様にゴルフコースが見えた。
朝食はバイキング。
洋食が好みの私たちにはパンの種類がもう2、3種類欲しかったが、まあ十分。

この朝は小学生の将棋対戦があったようで、
フロント近辺に親子が多数待機していた。

という訳で初めての花月園ホテル。
地方のホテルの風情だが、価格も施設も食事も私たちには十分。
さらに、パレスホテルには比べられないが、スタッフの対応力も合格点かなと思った。

もう2、3軒泊まってみて良いところがなければ定宿は花月園かなあ。

(この項終わり。)








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