妹の飼い犬・ゴナを見舞うと、特大トイレシーツが敷き詰められた上に、爽やかマットのようなものを敷き、その上におむつをして寝そべっていた。
上になっていた右後肢に触ると、自力では足の曲げ伸ばしはできないものの、関節はちゃんと稼働し、縮込ませたり、伸ばしたりできる。ただ、かなりむくんでいた。
逆に、左後肢は細く硬く伸ばされたまま、すぐには曲げてやることができなかった。
しばらくゆっくりさすったりするうちに、少し関節がゆるみ、曲げることができるようになる。
リハビリではないけれど、今後は毎日、動かない後肢をマッサージするなどして、関節の硬化を防ぐケアが必要なのではないかと思った。
前肢は動くのだから、血液やリンパの流れをよくするためにも、前肢の筋肉の衰えを防ぐためにも、後肢を歩行補助ハーネスなどで支えてやり、ときどき歩かせてやるのもいいのではなかろうか。
エサも水も口元に持って行ってやれば食べるという。おむつをしていても、排泄はちゃんとするらしい。
食べて出すことが正常にできるうちは大丈夫だと思うが、顔のまわりなどの被毛が目立ってバサバサになっており、外耳も汚れてきた。代謝、循環が悪くなると、からだにはちゃんとその結果が表れるものだ。
一度、信頼できる獣医師に診察してもらい、今、どういった状況なのか、今後、どういったケアが適切かなど、指示を仰いだほうがよいと思うのだが、まだ様子見のようだ。
寝返りが打ちにくいゴナのために、床ずれ防止用介護マットを注文してあげた。