小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

医療・介護現場に速やかに必要な備品を!

2020-04-28 | つぶやき
今朝、新聞を取りに行ったら、
エントランスホールに花が活けてあった。



機能だけで成り立っている無機質な空間に
不意に灯りが点された感じで、胸がポッと温かくなった。

昨日はなかったのに、だれだろう。ナイス!です。

こうして人々はみな、誰かを思いやったり、
工夫したりして、パンデミックを乗り越えていこうとしている。

26日(日)の夕方、TBSニュース「Nスタ」の中で、
神奈川県立こども医療センターのNICUに、
消毒液を届ける支援者の活動が報道されていたけれど、
(TBS NEWS「消毒液をNICUへ 地域と医療が家族を支える」)
今回のような医療現場の備品不足に対応すべきは、
本来なら、国や自治体のはず。

「躊躇なく」とか「最大限に」とか「迅速に」とか、
勇ましい言葉を並べ立てているだけで、
いっつまでもグズグズしている指揮官はじめ、
その陣営のために、感染症防除に必須な医療備品が、
現場に届けられていない時期が、あまりにも長い!

だから「外出自粛」が叫ばれる中でも、それを押して
心ある人たちが奔走しているわけですよ。

備品不足を工夫で乗り越えながらも、ブログで窮状を発信していた、
こども医療センター新生児科の豊島勝昭先生には
10年前に、ある本を制作するのに、大変お世話になりました。

その本が、元・横浜ベイスターズの主砲・村田修一選手と
そのお子さんで、712gで生まれた閏哉くんとの日々を描いた
『がんばれ!! 小さき生命(いのち)たちよ』です。



私は取材や取りまとめをしただけですが、
豊島先生がいらっしゃらなかったら、形することはできなかったでしょう。
豊島先生は新生児医療の申し子みたい方(笑)。

あれから、NICUを取り巻く状況も変化し、
さらに新たな課題も生まれている。そうした現状も踏まえて、
昨年から、豊島先生の著書の制作を進めていたところでした。

前回同様、私が取材などをまとめるお手伝いをさせていただき、
本文はすでにアップしていて、残すは「はじめに」と
「おわりに」のための、ヒアリングだけという状態でした。

ところが、新型コロナウイルスの影響で中断。
5月に刊行予定だったのが、延期せざるを得なくなり……。
豊島先生は「8月の小児科学会に合わせて、発行したい」と
おっしゃっているようですが、叶うといいなあ。

新型コロナウイルスの蔓延があろうとなかろうと、
NICUでは、長く灯り続けられないかもしれない
小さな命の灯と、常に向かい合っています。

NICUに限らず、医療現場・介護現場の方々には、
十分な医療用マスク、消毒液、防護服などの必需品を
速やかに行き渡らせてほしい。
(言うも虚しいけれど)国に嘆願する。

また、コロナ陽性患者を受け入れている病院だけでなく、
すべての医療現場で働く人たちの報酬アップを。

加えていえば、介護現場で働く人たち、
食生活を支えてくれているスーパーで働く人たち、
物流を支えている配達の方々に対しても、報酬のアップを願います。

そして、私にも早く一律給付をお願~い!

コメント
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