15年ほど昔山登りしていた子供が、面白い駅があるよと教えてくれたのが土合駅です。
電車で降りたホームから462段の階段を登って、少し歩いて24段登ったら上の改札口に着く」と。
大変なので私とは縁の無い駅ですが、チョット見てみたいなと思いました。
今回子供が企画して夫婦二人の谷川温泉1泊の旅です。
上越新幹線上毛高原で降りて水上駅までバスに乗りました。
水上駅で荷物を駅に預けて、土合駅そばの終点の谷川岳ロープウェイ駅を目指して再度バスに乗るつもりでいました。
バス待ちの時間があったので、3日前にニュースで水上駅の風鈴が流れていたのでホームへ風鈴を見に行ったら、
長岡まで1日に5本しかない土合駅を通る電車が止まっていました。
土合駅の事は気になっていましたが、谷川岳ロープウエイを見て帰りに寄れたらと思っていました。
これは乗るしかないと思って慌てて切符を買って乗りました。
土合駅から462段の階段を登る事になりました。登れるかな?
4両編成の電車に沢山の人で満員です。1日に5本しかない電車が満員です。
2駅目が土合駅で、トンネルの中に止まりました。
沢山の人が降りた電車は行ってしまいました。
ようこそ「日本一のモグラ駅」へと案内板が階段の入り口にありました。
5段ごとに踊り場があって、意外と楽に登れるようになっています。
そしてついに462段登って着きました。
上は明るいライトで無くて窓からの太陽光でビックリでした。
私は下から太陽光の明かりを見て階段を登っていました。
462段登って上から下の階段を見ると、下は太陽光が無いので暗いです。素敵な空間、トンネル、良いね。
462段階段の上まで行くと太陽光の入る大きな窓のあるトンネルが続いています。
窓からは太陽光と緑の景色と下に青色の湯檜曽川が見えました。
トンネルを右に曲がって進んで24段の階段を登って改札口コーナーへ。
この窓のあるトンネルは外から見ると赤色の陸橋になっています。
「1931年に上越線が開通の時は「みなかみ町の湯檜曽駅」と「湯沢市の土樽駅の」間の勾配が激しく単線でした。
その後1960年代にトンネルをつくる技術が発達して新清水トンネルが開通し、現在の地中ホームが誕生したそうです。」
左の端の写真は昔からある単線の上りホームです。
上り線は地下に入らず地上を走って水上駅へ。
水上駅から来る下り線は462段降りた地下にホームがあります。不思議ですね。
現在は無人駅ですが、駅員さんがいたころ使われていた改札口でコーヒーが飲めます。
「一生で一度は行きたい駅」に選ばれた駅15選の1つで、私は水上駅でこの電車に乗れてよかったです。
土合駅から目指す谷川岳ロープウェイ駅まで短い距離ですがバスに乗りました。
谷川岳ロープウエイから来て、土合駅で乗る人や見学の人は、下りになるので歩く人が多いようです。