“文は人なり”と言われように、文章は筆者の思想や人柄が現われるので、文章を見れば書き手の人となりが判断できる。文は人なりという諺があるが、“言葉は人なり”という諺はない。なぜなら、当たりまえのことだからだ。
最近、言ってはいけない言葉を口に出したために辞職した政治家がいたが、心に思っているから口に出たのであり、自業自得の身からでた錆だと思う。
自民党の河合議員夫妻は離党したが、判決は出ていないが罪を犯したと思うので、離党ではなく辞職すべきだと思う。“武士に二言はない”といわれるので、自分も嘘をつかないようにしている。
以前、“北方領土問題”で北方四島の歯舞島や色丹島を読めない沖縄出身の沖縄北方担当大臣がいたが、北海道人としては笑うに笑えない話である。普通の国会議員ならまだしも、いみじくも沖縄北方担当大臣であるので、北方領土のことをもっと知ってほしい。
最近の子どもを見ていると嘘をつく子が多いが、これは親や大人が嘘を付くからである。首相を筆頭に国会議員が嘘をつく時代だから仕方ないが、子どもは親の背中を見て育つのである。
国会中継でたびたび聞く言葉であるが、 “記憶にございません”と言った方が、嘘をつくより良い。ただし、“嘘も方便”という諺もあるので、嘘が一概に悪いわけではなく、時と場合によると思う。
「十勝の活性化を考える会」会長
注) 北方領土問題
北方領土問題は、北海道根室半島の沖合にあり、現在ロシア連邦が実効支配している択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の島々、すなわち北方領土に対して、日本が返還を求めている領土問題である。
日本国政府は、ロシア連邦が自国領土だとして占領・実効支配している北方領土について、不法占拠された日本固有の領土だとして、返還を求めている。
1945年(昭和20年)8月14日に日本がポツダム宣言の受諾を決定し翌15日に玉音放送によって国民に降伏を告知、自発的戦闘行動を停止した後の1945年8月28日から9月5日にかけて、赤軍(ソ連軍)が当時まだ有効であった日ソ中立条約を一方的に破棄して北方領土に上陸し占領した。侵攻に際し、米ソ合同作戦「プロジェクト・フラ」により米国で建造された軍艦や米軍に習熟訓練を受けたソ連兵たちも参加した。
その後、北方領土は現在に至るまでソビエト社会主義共和国連邦および、それを継承したロシア連邦が実効支配を継続している。日本国政府は北方領土は日本固有の領土だとして領有権を主張しているものの、一切の施政権は及んでおらず、日本はその返還を求めている。
千島列島の呼称について、日本国政府は「サンフランシスコ平和条約にいう千島列島のなかにも(国後択捉)両島は含まれない」、色丹島および歯舞諸島は北海道の一部を構成する(属島)とする。ソビエト連邦あるいは現ロシア連邦はサンフランシスコ平和条約に調印していない。
(出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)