十勝の活性化を考える会

     
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政治が国を作る

2022-05-04 05:00:00 | 投稿

 

政治が国を作ると考えて、前菅義偉首相は政治の道を歩き始めたそうである。今の政界を見ていると、ウソばかり多くて自分のような凡人には付いていけない。だが、ひとつだけいえる言葉がある。それは、真理はひとつあるだけであるということである。真理とは、確実な根拠によって本当であると認められたことである。今の世も中は、常識が非常識になるほど目まぐるしく動くので、そのうちに真理も二つになるかもしれない。

先日、焼き鳥屋『双六』にはじめていった。行った理由は、この無名の店主が無所属新人で帯広市長選挙に出馬し、約9千票あまりの15%の票を獲得したからである。何故だろうかと思う。帯広市民は政治に対して、何かの変化を期待していたのではないかと思った。政治が、帯広市を作るのである。

話は変わるが、近代哲学の租である西田幾多郎氏は、最後は宗教が人間を救うといっていた。彼がいう宗教とは、キリスト教や仏教、イスラム教ではなく心の宗教である。当日、焼き鳥屋『双六』に帯広市長選挙の別の政治団体の人が来ていたのでこのことを話してみたが、理解してもらえたかは分からない。

私は無神論者といっても良いほど神様の存在は信じていないが、宗教が人間を強くするのは事実であり、信じる者は救われるのである。いったい何を信じれば、何が救われるのであろうか。一般的には、神様を信じ信仰心を持てば、自分の未来が救われると考えられているようである。

信じる者は救われるという言葉は、決してウソではないだろう。自分を信じることは、自分を理解することでもある。時には、誰かを信じたために傷つき後悔することもある。だが時には、先人たちが残してきた言葉や知恵を信じてみよう。信じる者は救われるのである。

「十勝の活性化を考える会」会員