十勝の活性化を考える会

     
 勉強会や講演会を開催し十勝の歴史及び現状などを学ぶことを通じて十勝の課題とその解決策を議論しましょう

国際ホテル“筒井温泉”

2022-05-15 05:00:00 | 投稿

令和3年3月30日、北海道音更町の国際ホテル“筒井温泉”が、事業を停止した。筒井温泉は1952年に創業。最盛期には7億円の売上高に達することもあったが、近年は施設の老朽化により利用客が伸び悩み、さらに2年前から流行した新型コロナウイルスの影響を受けたそうだ。

音更町はふる里なので、このホテルは60年前に小学校の遠足や6年前には中学校のクラス会で利用した懐かしいものである。施設にはボーリング場もあり、家族連れで楽しむことができた。

先日の地元新聞によると、このホテルが地元の大手建設グループ会社によって買収され建て替えられるそうで嬉しい話である。コロナ禍が社会に与えるものは大きいが、このように世の中が変わっていくと思うと、一概に悪いことばかりではない。

付近には、高速道路のインターチェンジが出来て、札幌方面の人々が利用するのに大変便利になる予定で、東洋一の美人の湯「モール温泉」である十勝川温泉が、再興するのは間違いない。

モール温泉は美人になるだけではなく、健康にも良い。これで、食料基地である十勝が、長寿のまち“十勝”としても売り出していけると思うと“鬼に金棒”である。

なお、モール温泉とは、植物性の有機質を含む温泉のことで、「モール泉」とも呼ばれている。 泥炭や亜炭層(酸化程度の低い石炭地層の一種)から源泉をくみ上げるため茶色の色をしている。

「十勝の活性化を考える会」会員