十勝の活性化を考える会

     
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知覧特攻平和会館

2022-05-13 05:00:00 | 投稿

54歳の時、知覧特攻平和会館に行った。戦後生まれなので戦争を知らない世代であるが、ハワイにも行ったことはないので、せめて戦争を自分事として思うことが大切であると思ったからである。

知覧特攻平和会館は、鹿児島県南九州市知覧町郡にある歴史博物館である知覧特攻平和会館には、1,038人の特攻隊員の遺影と遺品などがまつられているが、そこを訪れた学生たちはみんな、無言でその会館をあとにするそうである。

私の大学にも、明治神宮外苑競技場で行われた「学徒出陣式」に出て、若くして死んだが人がいた。また、きけ わだつみのこえなどの戦没学徒の手記は、若くして戦場に散った無数の命が発している声なき声で、心に深く感じるものがある。

先日のテレビで、「戦争をなくすために~特攻隊員の葛藤~」を放映していたが、今、ウクライナ戦争が行なわれているからだろう。戦後77年、戦争の全てが忘れられようとしている時、もう一度今の日本の平和を考えよう。そして、戦争の恐ろしさや悲惨さを知ることが、特攻隊員として散っていった学生などに対する我々のつとめだろう。

なお、太平洋戦争は、日本軍によるハワイの真珠湾攻撃で始まったが、開戦は2時間前の日本のルール違反だったそうで、そのような違反がロシア軍の化学兵器でも見られているようだ。

「十勝の活性化を考える会」会員

  • 知覧特攻平和会館について (知覧特高平和会館HPより)企画展の紹介

出撃の見送りに敬礼で応える特攻隊員

母親に宛てた遺書(加藤虎男少尉)