昨日、今日と、梅雨の合間といいますか、まあ、少し青空も見られて風もあり、朝夕は気持ちいい感じの浜松です。さて、昼間は暑くなってきました。マスクを着用して授業をしていると本当に暑いので、どうなんでしょう、学校によってはマスクは無理にしなくていいよってなっているのでしょうか?やってみたらわかるんですが、マスクでずっと授業で喋っていると、結構暑いです。子供の方が汗かきなので、小学校低学年なんて、大変じゃないでしょうか?
7月いっぱいまで、授業を行い、8月も20日すぎたあたりから2学期にと言うことですが、まあ、それはそれでいいとして、マスクは外しましょうで良いのではないでしょうか?ただ、学校は本当に人が多いので、飛沫を防ぐというのは基本的に無理です。そもそも、密を防ぐのも無理です。
専門家からの助言で密を・・・というのはわかるのですが、この専門家というのがなかなか難しく、ちょっと違う話をしようと思います。
学校生活に何かしらの原因があって、登校するのがストレスになりそれが問題に、要するに不登校や対人関係で悩む時に、カウンセリングや診療に行くと、「学校へ行かない」というアドバイスをもらうことがあります。「どうすれば(元気に)学校にいけるようになるのか?」という相談に対して「学校へ行かない」というアドバイスになるので、なかなか解決が難しいのです。本人が「学校へ行きたい」(おそらく、本当は行かなければならないと思いこみすぎて追い込んでいる場合が多いです)と言っている場合はなおさらです。例えばスポーツで膝などを痛めたり、楽器の演奏で腕を痛めることがあります。そうすると「スポーツをやめる」とか、「楽器を弾かない」というアドバイスをもらいます。
当たり前の話で、原因が分かっているので、その原因から離れれば良いわけです。学校が原因で不調になっているので学校に行かなければ不調にならない・・・とまでは行かなくても、不調は進行しません。怪我なども同じです。こう言われたことがあります。
「トゲが刺さって血を流しているのに、なぜそうなったたんだ、原因を探せ、今後どうする?っていう前に、まずトゲを抜いて血を止めろ。あとはそれからだ」
なので、すぐに、学校に行かない、プレーはやめるという助言になるのですが、理屈ではそうなんですが、これが現実は難しくて、どうすればプレーを続けられるか、どうすれば学校生活を続けられるかが悩みだったりします。
感染しないためには密にならない。飛沫させない。となるので、そうなると4月のように一人になるしかありません。ただ現実的ではないのです。学校は今の制度では40人がいっぱいに教室に入ります。広い部屋はありません。
専門家による様々な点からの助言をどう取り入れて、どう現実に沿ったものにコーディネートしていくかが、現場の力といった所でしょうか。