2月12日(金) 曇り
新聞が本当の事を書かなくなったと感じて、新聞を止めて9ヶ月。
テレビのニュースもすべてが放送されるわけではない。戦争法案に反対した国会周辺のデモの様子などは放映されなかった。
新聞もテレビも信用できないこの頃、トンサンはFacebookとTwitterとYoutubeで情報を得ている。
ただこれらのメディアで注意しなければいけないのが、自分が気にいったサイトのみ登録してしまうこと。
これはこれで、もっと偏(かたよ)りが出てしまう。
FacebookとTwitterは政治的な動きを、いろんな人の書き込みでつかむのが主だが、TPPの事が気になって「堤 未果(つつみ みか)」さんの発言をフォローしている。
今日図書館でこの本を借りてきた。
堤 未果さんは「アメリカの二の舞をするな」と警鐘(けいしょう)している。
トンサンは、数年前まで共産主義より資本主義の方がいいと思っていた。
しかしアメリカの実態がわかると、「資本主義は結構恐ろしい」と思うようになってきた。
今 日本はそのアメリカのあとをたどっている。
アメリカのようになったら大変だ! と感じている。
アメリカがどんな国かは、堤 未果さんの本を読むと良くわかる。
1%の超富裕層(ちょうふゆうそう)が、思いのままに牛耳(ぎゅうじ)っている国アメリカ。
今日、池上彰緊急スペシャル!の番組をやっていた。
「なぜ世界から戦争が無くならないのか」
番組では、「金もうけのために戦争を起こしている」と池上さんは、はっきりと言っていた。
日本政府も「防衛装備庁」を作って、武器を売ってもうけられるようにしたとも言っている。
出演者たちは「防衛装備庁」ができたことも、武器を売れるようになったことも知らない。
そりゃそうだ、テレビではほとんど放送されていないから。
トンサンはFacebookやTwitterやYoutubeで知っていた。
安倍政権は死の商人。
池上さんは今日の番組で「経団連が武器輸出を政府に働きかけた。」と言っていた。
しかしトンサンがブログに書いた去年9月時点では、経団連に言及(げんきゅう)したのは山本太郎議員だけだった。
みんなが押しだまっていたあの頃と比べて、最近はテレビでも真実を伝える報道が増えた感じがする。
池上さんは「安倍総理がISIS(イスラム国)を挑発(ちょうはつ)したから、日本はテロの標的になった。」と言った。
そのころネットでは、盛んにそのことを指摘していたが、テレビでは一切(いっさい)報道されなかった。
安倍政権に批判的な古舘伊知郎氏・古賀茂明氏・青木理氏・岸井成格氏らは次々とメディアから遠ざかっていく。
放送関係者も、「これではいけない」と感じたのだろう、ここ2~3ヶ月真実を放送するようになってきたと思う。
真実を報道できなければマスコミの価値は無い。
それでは視聴者もついて行かない。