トンサンの別荘

初代iMacが壊れ、本宅「マック鈴木家へようこそ」が更新できなくなったので、2010年9月27日よりこちらで情報発信。

通チャリ1号のカートリッジBB化は簡単にできたのだが、そのあとが・・・

2016年02月27日 00時00分01秒 | ママチャリ・通チャリの整備・修理・改造

2月26日(金) 晴れ

先日、通チャリ1号をカートリッジBBに取り替えようとして、カップ& コーンのロックナットが外せなくて、断念した。

ああ、骨折り損のくたびれ儲(もう)け。

あれから過去の記事を読み返したら・・・なんとロックナットを外すのは右へまわすと書いてあった。

通チャリ1号のBBのグリスアップ

一応右へも回したのだが、金づちでたたくまではしなかった。



ロックナットは右回しで緩んだ。

右側のワンも右へまわすと外れた。



左側のワンは左回しで外れた。

ランドローバーから外したカートリッジBBに交換しよう。


「最近の通りすがり」さんのアドバイスがあり、雨水が入らないように穴をビニールテープでふさいだ。



チェーンカバー取り付けステーを共締めする。



チェーンカバーを仮止めして角度を決め、BBを本締めして、ステーを固定する。


さて、BBは「四角テーパー」のクランク軸なので、クランクはもらったものを使う。
また、クランクとスプロケットは切り離せない一体型だ。
このスプロケットは42Tと大きいので、今まで使っていた32Tのものを使う。
さてどうやって使うかだが、ランドローバーと同じようにボルト・ナット止めしよう。



通チャリ1号のスプロケットはクランク軸とは別体。しかし「セレクター」の穴は「四角テーパー」より小さいので、クランク軸には入らない。
やすりで削る。



ここまで入ったが、クランクを固定するにはもっと深く入るようにしなければ・・・



四角く削ったら良いのかもしれないが、削るのはなかなか大変。



上の写真の位置がここだ。



リーマーで穴を丸く広げた。



奥まで入った。



ボルト止めする穴をあける。
実はこの穴開け位置に失敗した。
ボルトの頭が、傾斜している部分にかかって、ボルトが垂直に固定できなかった。



両方のスプロケットに穴をあける。



穴あけしたところは錆(さ)びるので、気休めにマジックインクを塗る。



センターが合っている事を目視で確認しながら、ボルトを固定する。



スプロケットの傾斜が付いているところにボルトの頭が当たるため、ボルトが斜めになってしまう。 (≧ω≦;)



一応完成した状態。



  













 

取り付けてみよう。


ありゃ、大きいスプロケットが当たる。



スプリングワッシャー1枚+ワッシャー2枚+ナット1個 から ナット2個に変えた。
これですき間をもう少し広くできる。



大きいスプロケットと、チェーンの間は1mm以上開いた。これでいいだろう。



ナットがゆるまないように、2液性の接着剤を塗っておく。




チェーンカバーが短くて、取り付けアングルに届かなかったので、延長アングルを作る。
タップを切る。


このように固定した。



ペダルももらったものを使う。
通チャリ1号のクランクの固定ネジ隠し(樹脂)が、ピッタリ合っていて使えた。



BB・クランク・ペダル・チェーンカバーが移植したもの。



完成。


家の前を試走したが、以前との差は感じられない。
クランクは165mm  ⇒ 170mmになったが、漕ぐのが楽にはなっていない。


ボルト止めした小さいスプロケットが、傾いて取り付いているので、回転すると偏心する。
(≧ω≦;)A アセアセ・・・




しかしこれも、走ると感じられず。

さあこの状態でいつまで使えるか・・・




通チャリ1号から外したBBのベヤリングのリテーナーは破損していた。
このベヤリング(リテーナー)は去年12月にサイクルベースあさひで買った新品だ。

あ、通チャリ1号のBB(ボトムブラケット)がひどいことに・・・

片方リテーナーが無い状態だったので、こちらにもストレスが加わったのだろうか? 

さて今度のカートリッジBBがいつまでもつだろうか。