地域の風景（１）五月

季節は萌えるような新緑である。さっそくデジカメ持参で車のハンドルを握る。一０分も走行すれば田園風景が広がり気分は良い。幹線国道は混雑して撮影ポイントでも車の待避カ所がなければ撮せない。脇見運転も出来ないので見過ごすしかない。
脇道へ一本入ると静かな田舎道である。車を降りて新緑風景を撮影していると通りがかりの車から怪訝そうな顔で見られる。やれやれだ。
まず山間の棚田を見に行くと二十年前の田んぼは休耕田ばかりだ。政策不作だ環境保全も出来ずに荒れ果てている。なんらかの将来性を見すえて逆環境税（直接補助金）で還元すべきだ。そうしなければやがて雑木林へ変わってゆく。
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画面をクリック拡大して見て下さい。(茨城県久慈郡の旧里美村2005.05.24)