思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

結婚って

2005年08月01日 | Weblog
結婚するというのは、不思議な縁だ。
特にわが夫婦は。
知り合って結婚するまで5年ほど、結婚して35年ほどになる。
結婚するときも特別のプロポーズもなかったような気がする。
何となく当然のように結婚した。

女房は大して美人というタイプではないし取り立てて優れた点があるわけでもない。努力の人ではある。
腹の据わった女であるとは言える。
結婚後にいろんな困難もあったが、決してたじろぐ事はなかった。
当然のように解決策を探りだし平然と遂行してきた。

亭主の浮いた話には敢然と挑戦してきた。
今のところ無事に過ぎている。
長い付き合いだ。

もし何かあって離婚ということになれば、その日から赤の他人に戻る。
このまま結婚生活をまっとう出来るかな。
今のところは、女房に感謝しつつ生きているが。
男の虫は分からんぞ。
身の破滅を招くような阿呆なこともやらかすかも知れん。



初舞台

2005年08月01日 | Weblog
昨日はわが人生での初舞台。
午前中は大道具・照明・音響のリハーサルに殆ど費やされた。
気づいたら外は通り雨、それもかなり激しく降っている。
もしかしたら観客がいない公演になるんじゃないかと心配したが、開演前は300名ほどの観客でまあまあか。
顔見知りのかたがたも幾人か見えた。

ドーランをお姐さんに塗ってもらったが、腕とか手の甲それに耳まで塗られた。
普通は自分でやるものらしい。
あんまり気持ち良いもんじゃない。目張りはどうしましょう、といわれたが何のことか分からん。経験のためにやってもらった。
ドーランはネバネバしているから衣服のあちこちに肌色がついたり、皮膚呼吸できない状態になるらしい。

劇団の10周年公演といってた。
10年間4,5名で続けていたが今年大募集して30名くらいの世帯になった。
出し物4本のうち3本は新人による舞台だ。

舞台はちょっと力が入りすぎて、セリフを一瞬度忘れする場面があった。
私は絶対自信があったのに。
プロンプターに助けられて何とか切り抜けたが、茫然として一瞬笑い出しそうになった。
ドーランときつい照明で汗がポタポタ落ちる。ドロドロの顔になってるんじゃないかと思ったがそうでもなかった。

1人だけプロの役者さんが友情出演でチョイ役で出ていたが、メイクの旨さに驚いた。まるで別人、役柄にぴったりのメイクだった。
控え室で、彼の演劇人生話を聞かせてもらったりもした。

当日初めてポスターを見た。全員の顔写真と稽古風景の写真も入っている。ポスターだけは立派なもんだ。

終了後の打上げで、演出者は今日は最高の出来だったと自画自賛していた。
思い出してか開放感からか泣き出す人もいたりして結構盛り上がった。
解散後に仲間数人とカラオケに行った。これも開放感からか騒ぎまくった。
あるおとなしそうなおばさんも実は情念の塊みたいな人だったのが分かったりして楽しかった。
帰宅は夜の12時。

う~ん。
役者は3日やったらやめられんというのは当たっているかも。
一定のストレスでありストレス開放でもある。