思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

性にまつわる記憶

2005年08月30日 | Weblog
他人は幼少時の記憶がどの程度残っているものか知りようがないが、私は小学校の1,2年の記憶は殆ど残っていない。
小学校の入学式で、名前を呼ばれて返事ができずに泣き出したという話は、記憶のようで後から聞いた話のようで定かでない。
担任の若い女の先生の顔だけはぼんやりと浮かんでくる。先生の後ろについて田んぼの畦道を先生の家に向かって歩いていた記憶がある。
通学の道すがらの景色も僅かに浮かんでくる。
それ以外は思い出せないが、性に関する記憶だけは不思議に残っている。

その村で私は小学校の2年まで過ごした。
父は国鉄に勤務して、小さな駅を何度か転勤した。
住まいは官舎。

その1
お医者さんごっこ。
官舎の共同の浴場があって、その浴場が国鉄職員の共同の使用で別棟に1軒建っており、昼は子供の遊び場だった。
同級生の隣の男の子はませており遊びを仕切っていた。
やはり同級生の女の子が一緒に遊んでいた。
お医者さんごっこは女の子の洋服を脱がせて体を調べる遊びだった。
そして女の子のあそこに触って匂いを嗅ぐのだ。
私も手で触って嗅いだ匂いは、不思議な匂いで今でも覚えている。
成長した女性とは違う独特の匂いだった。
そんな遊び、その女の子も忘れずに覚えているだろうな。もう顔も忘れたけど。
どんな風に記憶しているんだろう。

その2
好きなことしていいよ。
その浴場の近所、ほんの小さな小川を挟んだ家の若いお姉さんだった。
独り歩いているとき、手招きされて近寄ると家に招じ入れられた。
家には誰も居ない様子だった。
彼女は浴衣を着ていたが、布団が敷いてあって、そこに仰向けに寝て着物の前をはだけた。
着物の下は何も身に着けていなかった。
そして、好きなことしていいよ、という。
だが、残念ながら当時の私には何のことか皆目分からなかったから何もできなかった。。
記憶はそこまでだか、今にして思えば惜しいことをした。

その3
グルグル巻き
当時官舎には駅員の女子職員がよく遊びに来ていた。
そして私は彼女らによく纏いついていたし、彼女らもはしゃいでいた。
あるとき、いかなる本能の業か知らないが、私は彼女らの下半身のあそこに触りたがってしつこく手を伸ばした。
とうとう両親も彼女らも怒り出して、庭に生えていた木に私をグルグル巻きに縛り上げてしまった。
そして暫くの間開放してもらえなかった。

幼少時の性にまつわる恥ずかしい告白である。
みんなそんな記憶のひとつは持ってると思うが俺だけかな。

魔法の鏡

2005年08月30日 | Weblog
少し前、演劇サークルで他のグループが演じた演目の中で、魔法の鏡が出てきた。
たった1度だけ願いを聞いてもらえる。

ひとつだけ願いが叶うなら何を望むだろうか。
その時のミーティングで、皆さんなら何を望みますかと皆に聞いていた。

「やっぱりお金、大金持ちになりたい」…某OLさん
「世界から戦争がなくなればいい」…某生徒会長さん、カッコつけてる
「目指す大学に入学できればいい」…某女子高生
「家族全員が健康であればいい」…某母親

皆ここぞと好きなことを列挙していた。
お金はある意味で魔法の鏡である。
大抵のものはお金があれば手に入る。大抵の望みは叶う訳だ。

私は何も思い浮かばなかった。
まず、有り得ない話にはついてゆけない。
瞬時に叶ってしまうような成就は欲しくない。
それに、自分が今何を望んでいるのかさえ分からない日々を送っているではないか。
何たる無気力なへそ曲がり、これでいいのかと思う。