思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

小人閑居為不善

2005年08月28日 | Weblog
高校時代の漢文の時間だったかに、教師が説明してくれた。
「諸君は小人だ、独り部屋に居て暇だったらロクなことはしてないだろ」
この言葉ずっと忘れずに記憶に残っている。
逆説的に説明したつもりなんだろうが、その時思わずドキリとしたから。

というのは、マスかいてる自分を思い浮かべてしまったからだ。
それ以来この言葉とマスターベイションが一直線に結びつく。
 小人閑居して不善を為す=マスターベイション
不思議な連想関係が出来上がってしまった。

私は、超晩熟(こんな字?)だったので、初めて頭が真っ白になるような射精を経験したのは確か高校1年のときだ。
1回味わうと暫くはやめられなかった。
確かに「不善を為している」ような感情は付きまとったねえ。

中学生の頃は「夢精」も理解できなかった。いつもおしっこをする夢のあとパンツがべっとり濡れているので、寝小便かと悩んだりしていた。
道を歩いていてもチンチンがズボンに擦れて勃起してくるのも、手提げ鞄で前を隠しながら何でだろうと考えたりしていた。
性の知識は殆どが高校時代に急遽一気に吸収したものだ。

セックスらしきものが花開いたのは高校を卒業してから。遅れを取り戻そうとするように一挙に行動を開始した。
とはいえ、大したことをやったわけじゃないが。
後悔する事は少なくない。
迷惑もかけてる。
すみません。
「小人」なもんで。






思い込み

2005年08月28日 | Weblog
この何日か、NHKの童謡を流している時間帯がある。
曲は「椰子の実」。
歌っているのは夏川りみ。歌詞のテロップが流れる。昔の同様だから文語調。

あの「名も知らぬ遠き島より…」の童謡。
その歌詞の中で
 「思いやる八重の汐ヾ」を「思いやる八重の潮路を」と信じて疑わなかった。
女房は女房で
 「枝はなお影をやなせる」の「やなせる」の意味が未だに分からないという。
これは私の勝ち、「影を」で切るんじゃねえ「影をや」で切るんじゃと私は威張った。

思い込んだら信じて疑いを持たないことって結構多い。
 モジリアニをモリジアニ
 プルーストをプルートス

対人関係でもそんなことはある。
第一印象で、「生意気な、近寄らんぞ」と心に決めていた人が何かの機会で、全然違う人格の持ち主であることが分かったりして後悔する事がある。

思い込みって恐ろしい。

夫婦は「お互い愛し合っている」と何時までも思い込んでいれば幸せ。