思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

トンデモ牧師

2005年08月27日 | Weblog
とんでもない牧師がいた。
わいせつ牧師55歳の敗訴確定の記事が載っていた。
慰謝料500万円。
信者の男性の子供の英語の家庭教師を頼まれた牧師が、小学校4年生の信者の娘さんに6年間にわたり性的な虐待を続けた。娘さんが「性欲のはけ口にされた」と気づくまで。
そしてPTSDに苦しんでいる。
判決が確定したのに、牧師は事実無根と否定し続けているらしい。
どんな教会の牧師なのか分からないが、奈良・京都・金沢と転勤しているというから、大きな組織の教会の牧師だろう。
奈良で起こした事件だが、この種の男は行く先々で同じようなことをしているかもしれない。

聖職者然とした顔で聖書を朗読しながら、次の獲物を探しているかもしれない。
牧師とか神父とかに対するイメージが私の中で変わってきた。
今までは神に仕える最も神聖な正義の人種と思っていたが、獣に近い仮面を被った聖職者も多いかもしれないと思うようになった。

教師とか警官も似たようなもので、仮面の人種だ。
仮面をうかつに信用してはいけない。

我が日本国は、このところ異常人格者を大量生産しているような印象を受ける。
安易な殺人、性暴力、幼児虐待、盗み、若年者の殺人事件、猥褻行為、まるで退廃期のローマ社会のようだ。滅びに向かう社会なのか。
アジア諸国での日本人の売春ツアーも未だに健在と聞く。私の若い頃は会社でヒソヒソとそんな話でもちきりだった。
私は行ってませんよ。
しかも最近は13歳とか15歳とかの若い少女を望むツアーとかもあるらしい。
身近な日本のおっさんやお兄さんが、そんなツアーにこっそり行っている。

知らないおじさんには付いていかないように教えても、もっと身近なところで裏切られるかもしれない。
先生も、警察官も、牧師さんも、隣のおじさんも、家庭教師のお兄さんも、信用できなくなったら誰も信用してはいけないことになる。

教育を見直さないとダメなのか。
学力ばかり気にした教育改革が叫ばれているが、人間教育を根本からやり直さないと、この爛熟社会を正しく生きていけない人が更に増加するんじゃないか。
他人の痛みを理解できない人間ばかり育つ。
人間のあり方をキチンと教育されていないため、今の日本では誰でも少しのキッカケがあると犯罪者に転化する危うさを抱えている。

子育てできない親が増加しているんなら、国家として幼児教育・青少年教育に真剣に力を注ぐ必要があるような気がする。郵政とか年金問題よりも社会の根本を変えていくのは人間だと思う。



990000000円

2005年08月27日 | Weblog
東京三菱銀行の派遣社員が12年間にわたり9億9千万円を着服した事件が表面化した。54歳の女性社員である。
しかも着服した現金は殆ど金融会社の借金の返済に充てていた。
何か楽しいことにも使ったのだろうか。

彼女は精神は病んでいたかもしれないが、それほどの大金を横領着服出来たことは相当有能な社員といわざるを得ない。
大企業の内部牽制のチェックシステムをかいくぐり、12年間ばれることなく悪事を遣り通したわけだから。

私は、東京三菱銀行のほうをより非難したい。
いい加減な体質が如実に表面化したと思う。
内部のチェックシステムが機能していればこんな犯罪は起きなかった。
内部牽制システムがしっかりしていれば、社員は悪事を働く気持ちをもてないはずであり、犯罪を誘発するような企業体質であったと思う。
ある意味では彼女は犠牲者でもある。

おそらくこの銀行のもとでは、弱点だらけの管理システムを利用して悪事を働いている社員はほかにも居るだろう。