思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

また電話

2005年09月03日 | Weblog
今日は引き籠もりをやってる。
2日間ダンスの練習が続いたので、日頃運動不足の私は多少足に来ている。

また電話、殆ど女房への電話で私に掛かってくることはまずない。
そういう生活をしている、寂しい男だ。

電話はある盲人さんから女房宛の電話。
女房はテープに朗読したものを盲人さんの希望に応じて郵送してあげている、市立図書館と連携してそういうボランティアをしているのだ。
はっきり言って、女房の朗読はかなりの水準に達しており、たまに感動するものもある。

電話の内容は

 彼女は次第に目が見えなくなってきており、近いうちに失明する。
 朗読のテープに感動して、何度も何度も繰り返して聞かせてもらった。
 温かい話を聞いて勇気づけられた。
 テープを返す前に、どうしても一言お礼を言いたかった。

女房は大抵家にいないから私が伝言することになる。
私もその電話に思わず感動した。
女房も結構役に立ってるなあ、と改めて見直した。
人格的には私は大分負けてる。


悲しい電話

2005年09月03日 | Weblog
先日、若い女性の優しい声で電話がかかってきた。

「今お使い戴いている浄水器の点検時期になりましたので、月曜日にお伺いしたいと思いますがご都合よろしいでしょうか」

我が家は浄水器なんか使ってない。
この声暫く前にも聞いたぞ。
間違い電話じゃなしに軒並み電話してるんだ。
OKしたら、怖いお兄さんがやってきて、法外な点検料か買い替えを強要する算段である。
「えっ、うち浄水器使ってませんが」
というと、そそくさと電話を切ってしまった。

電話してる若い女性も、そんなことは承知の上で仕事してんだろうが、悲しい気持ちになる。
女の声の優しさを武器にして人を騙そうとしている。
もっとまともに額に汗して働きなさい、と思う。
素直に信じて点検を受け入れる人を正面から裏切る行為である。
そんな事をやってると、そのうちにうなされるよ。


逆もあった。

「火災報知器の定期点検に参りました。今よろしいでしょうか」
と戸口でおにいさんが言ってる。
「そんな話は聞いてないぜ、何処の会社の人?」
「○○○の者ですが」
「身分証明書持ってるんかい」
「ご都合悪ければ、今回はパスということでよろしいですか」
「ああ、それでいいよ」
といったら帰っていった。
後で女房に聞いたら、点検の案内がホールの掲示板に出てるじゃない、といわれた。その日はマンションの契約業者の定期点検の指定日だった。

業者のおにいさんには嫌な思いをさせて誠に申し訳ないことであった。