モロッコ旅行。
サハラ砂漠で日の出を見る、という朝があった。
「しんどいから俺はいいよ」というわけにもいかず、朝5時半に3台の4WD車に分乗して出発。
ホテルから砂漠目指して砂礫の道なき道を突っ走ること約1時間、数頭のラクダが待つ場所に着いた。
そこからはサラサラした赤い砂のサハラ砂漠、ラクダに乗り換えて進むこと約30分、真っ暗な砂漠を進む。
星はかくも多いかと思うほど輝いている。
気温は多分2,3度程度で寒い寒い、持ってきたものは全部着込んでくださいといわれたのも納得。
モロッコのラクダは全部ひとこぶラクダ、女房と私2人で1頭のラクダに乗る。
ラクダもさぞかし重かったろう。
日の出を見るための砂山はさすがのラクダも登れない、しばらく歩いて登る。
厳寒の中、日の出を待つ。
ラクダ引きのお兄ちゃんが、それとなく話し始める。
結婚して3人の子供が居ること、ラクダはホテルが所有していること、自分はアルバイトで15キロ先から自転車で通っていること、仕事はラクダ引きだけでは妻子を養えないので昼はお土産品の化石磨きをしていること、等等。
モロッコは2億数千年前は海底だったとかで、至る所の岩石に化石を含んでいる。
アンモナイト、オーム界、くらげの化石まである。
それらを加工してお土産品として売っている。
片言の英語は我々にはかえって分かりやすい。
そしてバッグの中から磨いた化石を取り出して「助けてください」と売りつける。
女房はさんざん値切り倒して買ってあげた。
東の空が明るくなり数分で日が昇った。
延々と続く砂漠が見えるかと思ったが、近くの砂山が見えるだけ、海を見るように砂漠を見ることは出来ない。連綿と砂山が続くのだ。
誰かがサラサラの赤い砂を瓶に詰めていた。
帰り道には、放牧しているベルベル人のテントでミントティーをご馳走になる。
亭主は家畜を追って出かけていて奥さんと子供さんが応対する。
観光ルートのひとつになっているのだろう。
ベルベル人は土着の民族である。
現モロッコはベルベル人とアラブ人からなる、人口の70%は混血になるらしい。
サハラ砂漠で日の出を見る、という朝があった。
「しんどいから俺はいいよ」というわけにもいかず、朝5時半に3台の4WD車に分乗して出発。
ホテルから砂漠目指して砂礫の道なき道を突っ走ること約1時間、数頭のラクダが待つ場所に着いた。
そこからはサラサラした赤い砂のサハラ砂漠、ラクダに乗り換えて進むこと約30分、真っ暗な砂漠を進む。
星はかくも多いかと思うほど輝いている。
気温は多分2,3度程度で寒い寒い、持ってきたものは全部着込んでくださいといわれたのも納得。
モロッコのラクダは全部ひとこぶラクダ、女房と私2人で1頭のラクダに乗る。
ラクダもさぞかし重かったろう。
日の出を見るための砂山はさすがのラクダも登れない、しばらく歩いて登る。
厳寒の中、日の出を待つ。
ラクダ引きのお兄ちゃんが、それとなく話し始める。
結婚して3人の子供が居ること、ラクダはホテルが所有していること、自分はアルバイトで15キロ先から自転車で通っていること、仕事はラクダ引きだけでは妻子を養えないので昼はお土産品の化石磨きをしていること、等等。
モロッコは2億数千年前は海底だったとかで、至る所の岩石に化石を含んでいる。
アンモナイト、オーム界、くらげの化石まである。
それらを加工してお土産品として売っている。
片言の英語は我々にはかえって分かりやすい。
そしてバッグの中から磨いた化石を取り出して「助けてください」と売りつける。
女房はさんざん値切り倒して買ってあげた。
東の空が明るくなり数分で日が昇った。
延々と続く砂漠が見えるかと思ったが、近くの砂山が見えるだけ、海を見るように砂漠を見ることは出来ない。連綿と砂山が続くのだ。
誰かがサラサラの赤い砂を瓶に詰めていた。
帰り道には、放牧しているベルベル人のテントでミントティーをご馳走になる。
亭主は家畜を追って出かけていて奥さんと子供さんが応対する。
観光ルートのひとつになっているのだろう。
ベルベル人は土着の民族である。
現モロッコはベルベル人とアラブ人からなる、人口の70%は混血になるらしい。