私も老後といわれる人生に足を踏み入れた。
最近のテレビは、団塊の世代が一斉退職することを踏まえて、退職者の地域社会デビューのことを取り上げている。
老後を如何に過ごすかという問題だ。
地域社会は女性が牛耳っている。
この女性の輪の中に入っていくのは大変だとか、いろいろ言われている。
私も正式に退職してから3年を経過しますが、地域社会デビューとか真剣に考えたことはない。
地域社会とは何ぞや。
マンション住まいだからお隣さんとのお付き合いもないし、エレベーターで顔を合わせるからこんな人も住んでいるんだなという程度の認識しかない。
マンションの住人とのお付き合いは皆無。
住人で付き合いがあるのは、近所の飲み屋で一緒になったおっさんと、これも近所のカラオケ屋でアルバイトしていたおばさんくらいしかない。
町内会での日帰り旅行に2回参加したが、それとてその旅行で親交が深まったというような友達も出来ない。
町内での知り合いといえば、飲み屋で一緒になるおっさんおばさん10人ほどかな。これだってひと時を一緒にすごすだけで日常生活でお付き合いがあるわけではない。
近所の数軒のカラオケ屋のママさんとは結構仲良くしているが、個人的なお付き合いは皆無。
そのほかに4つのダンスレッスン、2つの英会話サークル、週1回顔を合わせる劇団のメンバー、いずれもそのときに顔を合わせるだけで個人的な付き合いはない。
いずれも単なる知り合いの範囲に留まっている。
会社にいた頃とはまったく違う。
職場はひとつの運命共同体みたいなもので朝から晩まで議論し競争し協力し合うといういわば同じ釜の飯を食うという集団だ。
しかし、それも会社を離れてからはかつての同僚先輩後輩とも殆どお付き合いはない。
会社はある意味では仮面社会だ。
ひとつの利益のためにすべてが動く、利益に反する行為は排除される特殊社会でもある。
従って、自分のすべてをさらけ出して生きることは出来なかったし、ずっと会社人間の仮面をつけて生きてきた。
従って真の友人はいない。
退職と同時に「おさらば」という感じだ。
それ以外で人とのお付き合いがあるのは旅行だ。
特に海外旅行は一定期間行動を共にするし食事も一緒にしたりする。
時として気のあった方々とは食事の後長話をしたりもする。
それもそれだけのことで旅行の後も何らかのお付き合いをしたいと思うほどのことはない。
老後を棒に振ってでもいいと思うほどに惚れ込む女性も現れない。
ニヒルな奴、お前は寂しい人生を送るだろうといわれても、「結構です、ほっておいて頂戴」というだろう。
いまだに地域社会デビューなんて事は考えたこともない。
人とのお付き合いの仕方も人それぞれのはず。
生き方は人の数ほど異なっていいはず。
最近のテレビは、団塊の世代が一斉退職することを踏まえて、退職者の地域社会デビューのことを取り上げている。
老後を如何に過ごすかという問題だ。
地域社会は女性が牛耳っている。
この女性の輪の中に入っていくのは大変だとか、いろいろ言われている。
私も正式に退職してから3年を経過しますが、地域社会デビューとか真剣に考えたことはない。
地域社会とは何ぞや。
マンション住まいだからお隣さんとのお付き合いもないし、エレベーターで顔を合わせるからこんな人も住んでいるんだなという程度の認識しかない。
マンションの住人とのお付き合いは皆無。
住人で付き合いがあるのは、近所の飲み屋で一緒になったおっさんと、これも近所のカラオケ屋でアルバイトしていたおばさんくらいしかない。
町内会での日帰り旅行に2回参加したが、それとてその旅行で親交が深まったというような友達も出来ない。
町内での知り合いといえば、飲み屋で一緒になるおっさんおばさん10人ほどかな。これだってひと時を一緒にすごすだけで日常生活でお付き合いがあるわけではない。
近所の数軒のカラオケ屋のママさんとは結構仲良くしているが、個人的なお付き合いは皆無。
そのほかに4つのダンスレッスン、2つの英会話サークル、週1回顔を合わせる劇団のメンバー、いずれもそのときに顔を合わせるだけで個人的な付き合いはない。
いずれも単なる知り合いの範囲に留まっている。
会社にいた頃とはまったく違う。
職場はひとつの運命共同体みたいなもので朝から晩まで議論し競争し協力し合うといういわば同じ釜の飯を食うという集団だ。
しかし、それも会社を離れてからはかつての同僚先輩後輩とも殆どお付き合いはない。
会社はある意味では仮面社会だ。
ひとつの利益のためにすべてが動く、利益に反する行為は排除される特殊社会でもある。
従って、自分のすべてをさらけ出して生きることは出来なかったし、ずっと会社人間の仮面をつけて生きてきた。
従って真の友人はいない。
退職と同時に「おさらば」という感じだ。
それ以外で人とのお付き合いがあるのは旅行だ。
特に海外旅行は一定期間行動を共にするし食事も一緒にしたりする。
時として気のあった方々とは食事の後長話をしたりもする。
それもそれだけのことで旅行の後も何らかのお付き合いをしたいと思うほどのことはない。
老後を棒に振ってでもいいと思うほどに惚れ込む女性も現れない。
ニヒルな奴、お前は寂しい人生を送るだろうといわれても、「結構です、ほっておいて頂戴」というだろう。
いまだに地域社会デビューなんて事は考えたこともない。
人とのお付き合いの仕方も人それぞれのはず。
生き方は人の数ほど異なっていいはず。