思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

木曜日

2007年02月15日 | Weblog
朝、妻はカバンにたくさんの書類を詰め込んで出かける。
相当重い。
朗読グループに関係する書類だが、何故そんなにたくさんの書類をいつも持ち歩くのか理解できない。

木曜日の朝は「プラスチックゴミ」を捨てる日だ。
玄関にはそのゴミがビニール袋に入れて捨てるための準備がされている。
出かけるときには「出た後玄関の鍵を閉めてね」と必ずいう。
そして重い荷物を持って鍵を開けながらそのゴミ袋を片足で外に蹴りだす。

私はその慣れた不思議な動作を見つめながら、じっと待っている。
外に出るなり鍵をカチャッバチンとかけて電気も消す。

「今日は少し遅くなるから夕飯も自分で食べてね、冷蔵庫にピラフ入れてあるから良かったら」と言っていた。

私は夜にダンスレッスンがある。
妻は木曜日は夜の予定が取りにくいと言って木曜のダンスは止めている。
木曜日は夜のダンス以外はとくに予定もない。

昼からカラオケでも行こうかと思う。

カラオケの店と言ってもいろいろ種類がある。

ほんとに歌が好きでひたすら歌の店、こんな店は雑談も歌の邪魔になると言って注意される、ギャラリーも多いおきな店だ。

夜はスナックだが、昼の時間昼専門のアルバイトママさんを置いて客も千差万別の客を相手にする小さな店。
時々歌いまくるおばさんグループがドドッと入ってくる。
ママさんとお喋りするのが目的の有閑おじさんも来る。

自宅を改造して安酒場風カラオケ店にしている店、いつも常連がたむろしている。
誰かが歌っていても「ちゃんと聞いてるでえ」と言いながらしゃべりまくる。

私はいずれのタイプの店も好きだ。
夜は帰り道を考えて極力近所の店と言うことになる。

新しい歌を覚えると発表したくなるのが人情だ。
今は「千の風になって」だ。

こんな風にして残りの人生が過ぎてゆくなあ、何かに情熱を燃やしているとは感じられないなあ、と老人は思う。