昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

神戸高山植物園(コマクサなど)

2007-07-01 | 自然界
午後から出かけた高山植物園、花の時期としてはかなり終わっているが、少しアップします。

コマクサ、馬の顔に似ているので名づけられたというが、ここまでなるには2-30年かかるといわれる。高山にこのまま持っていっても大きい株のほうになると思う。


左:しげしげと間近で見るのは始めてである。すでに盛りを過ぎているとはいえ、なかなか風格がある。
右:カンアオイならば冬に花が咲くが、これは春に咲くカンアオイである。
 この仲間の花は葉の根元に花が着く。目立たぬ濃紫色で数cmの筒状の花で、花弁がなく蕚だけである。それでも雄蕊雌蕊は備えていると言う。
 岐阜蝶がカンアオイの葉を好むといわれるが、カタクリの花などにも集まる。岐阜蝶愛好家のサークルの人にとっては目がないほど珍重される。葵の紋所は徳川である。

 http://blog.goo.ne.jp/travellgoo/d/20050528
2005.5.28のblogもカンアオイです。ヒメカンアオイではありませんが。

左の端に一輪。


シチダンカ:ヤマアジサイの中央の両性花が退化し、周辺の花弁が八重咲きになった珍しいアジサイである。
 江戸時代に発見されて以来、確認されなかったが、昭和34年に六甲ケーブルの横で偶然発見された幻のアジサイと言われる。


植物園の森の区域である。


大きなホオノキと大きなトチノキである。葉の形はそっくりである。葉が大きい方がホオノキで、朴葉(ほおば)味噌としておなじみである。


左:クリンソウにはもはや最盛期の華やかさはない。
右:この液果は面白い。見たことがない。何でしょう。