昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

世界の屋根チベットへ05

2007-07-30 | 海外旅行
昨日は広州を出て西寧に着いてから、道教寺院・イスラム寺院の観光。西寧の天年閣飯店(ホテル)に泊る。 

今朝は朝からチベット仏教の寺院を訪ねました。塔祢寺(通称タール寺)と言う。写真は絵葉書になった拝観券の一部で、寺の全景がわかる。谷全部が寺院の境内である。

 
1560年(明代)の創建とされる。境内に踏み入れる山門?が世俗との結界になっている。精巧な装飾に眼を見張るばかりである。チベット仏教をラマ教ともいうが、この名前は西洋人が名付けた名だそうで、現地の人は好まないそうだ。


左:山門横の壁画が面白いので大きくします。神の遣いの象の上に唐獅子が乗っている。その前に更に唐獅子である。
右:経文を書いた絹(化繊)の布を売っている。それは仏の前に奉納するものである。


前夜の雨で、道がぬかるんでいる。泥を掃く人もいるが追いつかない。天気が良ければ五体投地の信者がいると言う。


この寺のシンボルの八大仏塔。


寺の中の伽藍は すべて内部が撮影禁止である。建物の装飾概観の賑やかさを撮った。じっくりと見ていると日が暮れそうである。(聞いたことありそう)


主要な伽藍に小金瓦殿と大金瓦殿がある。横文字はチベット語である。


タール寺の経蔵である。中には巨大なマニ車があって、参拝の人がぐるぐると押して廻している。字の読めない人でも、マニ車を廻すと経を読んだことになるという。
 最上部の両端の白い彫刻は象の牙が見えている。


赤十字の詰め所である。


左:石像への信仰で自分の財産やお金を奉納して祈る。
右:喫煙駄目、写真駄目の標識。漢字を見れば意味が分かりそうで面白い。