昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

世界の屋根チベットへ02

2007-07-27 | 海外旅行
午後に日本を飛び立ち、中国の広州に向かい一泊する。
 俗に「食は広州にあり」とか「足のある生物で食べないものは机だけ」とかいうのが広州から出た言葉である。今回はチベットに向かう出発地点になる。
 広州の空港は、井桁の形に滑走路を作るつもりで、中国の拠点空港になる。

 
中国は鶏の形をしているという地図です。旧満州が鶏頭になって、香港が足になる。
そう見えないでしょうか。
 赤い丸印の広州から、西安で燃料補給の後、西寧まで一気に飛ぶ。 古代から、中国を出て西への旅の起点になったのが西寧だと聞いた。三蔵法師もここを通過している。


左:広州の空港の敷地の中にあるノボテルという名のホテル。昨年竣工開業したというので、まだ新しさが随所に見られた。
 ところで、高校野球の甲子園球場の前にノボテルという名の一流のホテルがある。前身は甲子園ホテルだったのが、いつかこの名前になっていた。
右:このルームも新感覚である。隣のバスルームとの境はガラス一枚である。ボタンひとつでカーテンが下りてくるが、部屋全体が広く見える。


辛い中国料理はさすがに本場である。かなり辛い麻婆豆腐の左隣の皿は茄子のあんかけの煮物で、にんにくと唐辛子で口に入らない。その向こうの皿が、三度豆と豚の炒め物、ジャガイモの細切りと唐辛子の油炒め、その次の黒いのはキクラゲと唐辛子の炒め物、そして焼き飯と続く。
 この時から4-5日間はこれと同じ料理が出てくるとは、神ならぬ身の知る由もなかったのである。


翌朝、広州の空港のロビーの中央に出ていた果物屋さんの店頭。味のきつい中国料理の後は、これらの果物がうまいと思う。


左:広州を離陸してまもなく、客室乗務員が忙しい。
右:缶ビールを貰ったら、横書きに「釣魚台国賓館宴会用酒」の文字が見える。6カ国協議が行われていたのが釣魚台会議場であったような。