昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

火の国パタゴニア11(アルゼンチンへ)

2011-12-21 | 海外旅行
 MadeInChinaの使い捨てカメラでの撮影が続きます。このカメラの性能は、近くの静物などであれば、いいのですが、風景とかではピントが合いません。現代ではもう解消しているトラブルのように思いますが、14年前の技術ではね。

 チリを出てアルゼンチンに入ると言うので、「パイネの塔国立公園」の絵葉書を手に入れ、そこからの写真です。パンパの草原にいる動物たちです。
左上:ニャンドゥーと言うダチョウによく似た鳥です。
右上:空を行くフラミンゴは優雅に飛びます。
左下:クロクビハクチョウは鴨ぐらいの大きさです。
右下:グアナコで、ラクダの仲間です。中米になると少し形が変わってリャマとかと同じ進化をたどって生きてきた。






 アルゼンチンに入り、砂漠の中にポツンとある街、カラファテに着きました。砂漠と言っても砂埃が空を舞うパンパ(パタゴニアパンパ)であるが。大荒野が突如として緑のある街並みになる。
左:見渡す限りの平原(パタゴニアパンパ)は、遠くの景色を見ていると、バスが進んでいるのかと思うほど景色が動きません。
右:オアシスのような街の中のホテルは木造3階建てである「ロスアラモス」。名前からして西部劇に出てきそうな名前です。
  




 ホテルの裏玄関口です。こちらではとにかく花で飾りますね。






 少し街を散策します。平和な静かな町です。氷河国立公園の案内所で、ペリトモレノ氷河こそは、今回の最大の目的でした。
人影が少ない街頭で、平和な静かな街です。ソフトクリームが美味かった。
 





 今夜は大晦日で、ホテルでニューイヤーパーテイがある。敷地の中を歩いて会場へ向かう。PM10:00を回っているのに、空はまだ明るい。
 





 やがてアルコールも入り、皆さん踊り始める。なんか見ていると決まった踊りでなく単に騒いでいるという風だった。マイクが「手を叩いて、耳を抑えて、肩にやって、胸に合わせて、前に伸ばして…」などと叫んでいる。
 そのうちに、振りが単調に感じてきて、大人しくなりそうだった。

 地球の裏側に来て居るのだから、という気もあって、酒の勢いとは言いながら、「シャコ踊り」を踊ることにした。するとどうだ皆さん、列を作って、見よう見真似で手振り足の動きをすぐに覚えて踊り始めた。
 手前にいる男は正解の踊りをしている。地球の裏側での「シャコ踊り」でした。
 



もう午前様の時間だが、朝まで騒ぐと言う。早々に退散して宿泊棟に帰る。明日からまた地の果ての旅が続きます。