昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

花の寺2番楞厳寺

2012-05-18 | 札所巡り
 1番から2番の花の寺が近いので、そちらに回る。ここはカラスの襖絵が有名だが、前日から予約を入れないと拝観できません。

伽藍の周辺で絵を集めてみました。

山に囲まれた境内は、池を中に入れて緑広がる里山でした。




黄ショウブが池の周辺に咲いていた。



楞厳寺の表示をする石柱が、庫裡の門前にある。「りょうごんじ」とは難しくて読めませんね。

楞厳(楞=稜=かど=コーナー)






左:関西花の寺二番。右:新四国八十八ケ所 第壱番札所。これは境内にお堂が88所あって、霊山寺から大窪寺まで巡ることが出来る。
 





屋外の表示はかなり薄くなっていますが、境内の四国88番札所の周遊路の案内図である。





本堂に上がる石段の横に88番の結願所のお堂がある。字が薄くて消えかかっています。






池の傍の湿地にハスの鉢が並んでいる。小川を挟んであった池が、水田へと変身中です。アヤメとかの池かも。






本堂の横にあった伽耶の木の古木です。球果が、境内のあちこちに散乱していました。実生を育てるのかも。





石像のお不動さん。






寺をでてすぐに、池の上に桐の花が咲いていました。





よく見れば、花にも細毛でおおわれている。




傍らのブッシュの中に、ベニウツギがよく咲いています。




長井一禾(いっか)の襖絵がある。

円山派の画法を習った長井一禾は明治2年新潟の生まれである。フェノロサの帰国に際して、アメリカで5年間滞在した。

帰国後、鴉絵の技法が賞賛された。昭和12年から2年間当時寺に滞在し描いたものです。

パンフレットから  襖絵拝観は予約が必要。(残念)