昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

古墳時代の丹波・但馬地方

2014-11-13 | 歴史・文化遺産
やっと、朝から秋晴れと言える青空が見えた。
それが理由で午後から丹波路へと向かった。舞鶴自動車道は快適に走る。

丹波の国の野山はすこし色付いている。



春日ICから青垣町に回り、トンネルを抜けると、日本海までが近くなった気がする。
和田山までが無料区間で車は少ない。途中に道の駅がある。

左:富有柿が瑞々しい。
右:その横には、この地方の古代を再現するパノラマなどがある展示館がある。
 


高速道路が、野山を駆け抜けて多くの文化財となる古代遺跡が犠牲になっている事が判る。。

古墳時代から、古代の近畿圏の豪族の支配権が届いていたことが分かる。



工事で発掘された石棺、奈良の明日香でもよく似たものを見たことがある。
 



兵庫県の南半分の地図に各地の代表的な古墳の配置図がある。
この地図では、丹波から但馬への国境付近に、ここの道の駅が出来ています。




古墳時代の、人々の生活のイラストが並んでいる。
 



左:集落がそれぞれ覇を唱えることで、戦いが起こります。右:ついに「但馬王」が統一します。
 




やがて、武器は埋められ、銅鐸などを使用する平和な時代が訪れます。



「但馬王」が時代を謳歌しています。




「倭の王」との軋轢を避けるためにも、「但馬王」には多くの贈り物が送られたそうです。


いろいろな説があると思いますが、ここの展示の展開も一つの説でしょう。古墳からの出土品は次回です。