お昼はひとりで吉野家の牛丼を食べたのだが、目が点になった。カウンターを挟んで向かいの男の牛丼の食い方が妙ちくりん。
お盆に何か白いものが山になっている。よく見ると、その男、脂の部分が嫌いみたいで、肉をつまんでは脂の部分だけ残してお盆の上に放り出しているのだ。食い終わるまで何分かかるんだよ。
その昔、一緒にご飯を食べていた人で、ネギだけ同様にお盆の上に残して食う変わった人がいたが、それ以来の奇人変人であった。不思議なことに、今日のその変な男も、ネギだけ残す人も、実に顔がよく似ていた。顔が白く、幽霊のような顔をしていたのだ。
以上、悪意に満ち満ちあふれた書き方だが、ワシは食い物を粗末にする男は生理的に受け付けない。というか許せないのだ。肉が食えないなら、おめー最初から吉野家に来るな。
追伸:吉野家は大盛はいまいちである。ご飯だけ多く、肉は並み並みなので、バランスが悪い。