娘たちは明日から冬休み。今日は終業式。ええのう。一家は年末年始、関西に帰省予定。故郷といえば、ネットにこんなものが出ていた。
和歌山は典型的な企業城下町なのだが、70年代初頭に、住友金属が工場増設を求めてきた時に市民が反対したために、一気に工場設備が茨城の鹿島が中心に移ってしまい、それにつれて和歌山も地盤沈下してしまった。
もし、あのまま、和歌山に住友金属が工場を集中していたら、鹿島アントラーズは和歌山アントラーズだったのだろう。そうとはならず、景気低迷で文化もなにもない。自慢できるのは智弁和歌山くらい。
故郷の衰退期と、自分自身の成長期が重なる。ワシや故郷出身の友人たちの性格がニヒルでアイロニーで、勤め先の覚えが総じてめでたくないのも、この時代環境に負うところが大きい。悲しいが事実である。 といって、故郷が嫌いなわけではない。複雑。