楽に生きたかったら、自分の存在を忘れるくらい能天気になることだ。自分の主義や主張、誇りを持ち続けようとすると、疲れる。イライラする元でしかない。
自分は最低の馬鹿だと思うとものすごく楽である。やることを決めて、さぼらず淡々とやって、できないことは馬鹿にはできないのだとあきらめてしまえばよい。
そういうものはしゃかりきに力を入れてやったところで、たいして結果は変わらない。100やって3しかできないのが、5くらいできるようになるかもしれない。その程度の違いだ。
プライドを持ち続けるのは、自分に期待し、自分の期待に応えつづけてゆくことでもある。そんなことが長続きするわけがない。どうせ短い人生、楽しく気楽に生きようではないか。