一人旅

一人旅をしたことがない。

一人旅の達人、マッチョ君によると、一人旅には超日常的な世界があり、一度やると、くせになるほど楽しいらしい。何より、好き勝手にできるので、うっぷん晴らしにもなるのだろう。

このマッチョ君に、一人旅したいので弟子入りさせてくれ、とたのんだら言われた。
「じゃあ、今度一緒に行きましょう」

すすきのひかりさえぎるものなし

山頭火の俳句。日経の夕刊の「人間山頭火を追う」の今日の句。

大山澄太の彌生書房「俳人山頭火の生涯」は心の書である。読めば読むほどなごむ。どんな本も、癒し系という点では、この本の右に出る本はない。

この本のなかで、浜口雄幸首相狙撃事件が出てくる。佐賀県嬉野の温泉街を托鉢しているとき、新聞で事件を知り、観音経を一心に詠む山頭火。

同じ時間、後の戦犯・首相で、外交官時代の広田弘毅は、奉天に向かう東京駅で、首相狙撃事件に出くわす。このシーン、城山三郎の小説「落日燃ゆ」に出てくる。

防府出身の山頭火と、博多出身の広田弘毅、実はほとんど同時代人で、生年も近い。ふたりとも、少年時代は神童で鳴らし、それぞれ、早稲田、東大と東京の大学に進んでいる。しかし、その後の人生は対照的だ。芸術に生きた山頭火と、仕事に生き、仕事に死んだ広田弘毅。

どちらが幸せだったというものではないのだろう。

すすきのひかりさえぎるものなし。まさに、人生山脈茫々である。

営業

用事で、八重洲、日比谷、芝大門と行脚しました。 証拠写真です。

八重洲　　　

日比谷　　　

芝　　　　　　


さすがに疲れました。

大江戸線にて

会社で腹が立つことがあって、電車の中で、ひとり短気を起こしていた。
「そろそろ、この会社も、しおどきだな…」と、つぶやいたとき、到着アナウンスが聞こえた。

「しおどき～、しおどき～、」

あ、汐留でした。

なんでも鑑定団

会社で、年金関係の資格をあまた持つニャホニャホ氏と、不動産鑑定士の勉強しよか？などとだべっているとき、インターネットのサイトで、石坂浩二が不動産鑑定士の資格を持っていることを知って驚いた。

むかし水前寺清子主演のドラマで、弁護士目指して、脱サラして、勉強する子沢山のお父さんの役をやっていたが、あの時勉強していたのだろうか。京塚昌子、藤岡琢也が出ていたドラマ。誰も知らんっちゅーに。

テレビに出ていても、鑑定は他の人にさせて、自分はスイッチ押すだけ。そんな鑑定でいいのだろうか。石坂鑑定士。

読書の秋

どーも、ランニングおやじです。
雨なので、いわゆるブックリーディングですか。やりました。

読んだのは、こんな本。いわゆる不況でも儲ける「コンシェルジュ経営」 ですね。ひとに薦められて読みました。いい本ですが、２００３年の初版。堤義明さんも出てます。いわゆるひとつの「新たな付加価値の創造」ですか。

堤さん。不況でも儲けるのはいいですが、その前に、身辺整理してほしかったですね。

ランニングおやじでした。どもーっ。

ミスターロッテ

千葉ロッテの初芝清選手は今季で引退である。最後の年に優勝できてほんとによかった。

初芝選手とは縁が深い。大学生の頃、たまたま神宮第二球場の高校野球で二松学舎高校時代の初芝選手を見たのが最初だ。ちなみに、このとき優勝したのは二松学舎ではなく岩倉高校で、翌年のセンバツでみごと優勝を飾った。

その後、ランニングおやじは国分寺に移り住んだのだが、よく行っていた府中のまずいラーメン屋でラーメンのおかわりをして、名前を張り出してもらったとき、壁には既に初芝清の名前があった。彼は近所の東芝府中に就職していたのだ。

打点王やベストナインの経験もあるが、パリーグであまりテレビに出ることもなく、息の長い、地味な選手生活を全うした初芝選手。似合わぬメガネをかけ左門豊作のような初芝選手。おめでとう。そして、長い間ごくろうさま。

北杜市

このまえ、マラソンで諏訪に行ってから、山梨県に非常に興味を持っている。地図を見ると、いろんな市がある。甲府、塩山、中田の出た韮崎、…。どれも、どこからでも富士山が見えそうな美しい町ばかりだ。

どういうわけか、合併でできた市が多いのも山梨の特徴だ。甲州市、甲斐市、笛吹市、南アルプス市、…。

北杜市というのもある。これも最近できた市だ。

だが、誰がどうみても、どくとるマンボウである。残念。

年賀状

早くも年賀状を印刷しました。来年はワールドカップがあるので、サッカーバージョンをたくさん作りました。もちろん、家族の写真で作ったものも…。

ところで、個人的には、年賀状の発行枚数は年々減っている。たくさん作っても、送る先がなかったりして。

ランニングおやじの年賀状ほしい方求む！

人形町

午後６時半、私的用事で日本橋は人形町へ。

用事まで、間があったので、４年ぶりにキラクへ。久々に食うポークソテーは相変わらずの絶品である。


キラクを知ったのは、小学校高学年の頃。父親が買って来た「サンデー毎日」のサラリーマンのごちそう、みたいなコーナーに、ポークソテーの写真入りで出ていたのを読んで以来だ。

あれから、３０年近く。先代のご主人は、昨年亡くなったとか。まさに「新日本紀行再び」の世界である。

ところで、私的用事って何よ？