先日は高知県立美術館の
世界が絶賛した浮世絵師
HOKUSAI 北斎 展
に行ってきました。
幸いにも写真撮影可でしたので
一部の作品をご紹介したいと思います。
木曜日だったにもかかわらず
夏休み中なので、子供達も訪れて熱心に
鑑賞していました。
コロナを警戒してお盆明けの平日を狙って
行ったのですが・・・・・
見事に想定は外れてしまいました。
葛飾北斎(1760~1849)は、
喜多川歌麿、歌川広重、東洲斎写楽らと並び
江戸時代後期に活躍しました。
これは北斎自画像(肉筆画)
70年にも及ぶ活動期間で描いた作品の
分野は、役者絵や美人画、妖怪絵、風景画など
幅広く、錦絵をはじめとした刷り物にとどまらず
肉筆画や読本挿絵など数多くの作品を発表しました。
葛飾北斎の浮世絵で
代表的な2作品
浪富士
赤富士
船で生活しているのか
お米のとぎ汁を沼に流した
その音に驚き鷺が飛び立つ・・・
この様な庶民の生活をも微細に描いた。
富士見台なのか
人物はみな後ろ姿です。
右上の軒下には鳥が巣を作っています。
北斎の微細な表現力には驚きです。
北斎の影響を強く受けた
フランス人画家、アンリ・リヴィエールの
エッフェル塔三十六景
ノートルダム寺院より
展示会場を出てベンチで一休みして
北斎の余韻に浸っていて
気づいたのですが
あれ!この美術館って
ギリシャ神殿のよう・・・・今更。
今日も来てくださってありがとうございます。