どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

外にスッとんで行かなければ良いけれど・・・。

2006-12-13 | 全国地方競馬の話
12日付の地元スポーツ紙に、”女子ホッケー、北京キップ獲得”との記事がありました。
何を隠そう、ホッケーは、私が学生時代にやっていた競技です。
とは言っても、そんな”全日本”とか”代表”とか名のつくものには縁はありませんでしたが・・・。
それでも一応、インカレとかリーグ戦などで、日本を代表するようなトップレベルの選手とも試合はしたのですよ。


そのころのホッケー”オールジャパンチーム”は、男子も女子もアジアで中国や韓国になかなか勝てずオリンピックにも出場できない時代でしたので、当然メディアの露出も少なくマスコミに取り上げられることも皆無に近いものでした。
ホッケーというと”「インド」や「パキスタン」が強い?”とよく言われますが(確かにそういう時代もありましたが)、それはもう何十年も前の話で世界的に見れば今はヨーロッパの各国が全般的には強いです。
日本国内では、私の現役の頃(数十年前)までは、関西の某大学を中心とした学生競技が日本のトップレベルであり、日本代表もそのOBチームのような感じで構成されていたような気がします。
社会人リーグも存在しましたが、あまりにもマイナー競技であり、私の知るところではスポーツ紙面に結果のみしか記事は見たことはありませんでした。
それでも我が地元愛知県には、男子、女子ともにその頃から日本でも屈指の社会人チームがあり、その流れなのかわかりませんが最近は、割と地元スポーツ紙にも記事をチラホラ見かけるようにはなりましたね。
この日の”ホッケー”という競技の大きな取り上げ方を見て、”時代は変わったんだなぁ~。”感じさせられずにはいられませんでした。



そんな嬉しい記事の片隅に、やはりマイナー競技の悲しさ・・・、”資金面ピンチ”との文字が。
いくらマイナー競技とはいえ仮にも日本代表チーム。
合宿や海外遠征が年間200日を越えるなど強化費だけで、年間約1億円かかるとのこと。
唯一の支援企業とのスポンサー契約(2年で約2000万円)も今年10月で終了し、今や遠征費の個人負担やトレーナー不足によるケアの面でも選手への負担が直撃しているといいます・・・。
日本協会の藤原正義専務理事の話によれば、このオリンピック出場が新たなスポンサー企業の獲得の切り札になればとの期待も寄せているらしいですが、これも厳しいところでしょう。
私は”スポーツビジネス”という分野には詳しくないのでわかりませんが、広告としての企業イメージのアップにも”ホッケー”がどれだけ役立つのかと考えれば疑問ですし、やはり最終的には金銭的な採算が合わなければ名乗り出るスポンサー企業もあるとは思えません。
”ばんえい競馬”のように熱狂的なファンの存在や文化の継承などということには無縁のマイナー競技”ホッケー”ですから、ばんえい競馬以上に見通しは暗いでしょうね。


まあ、それでも所詮アマチュア競技であるわけですし、これが今回だけのことであるならば(選手各人としては何としてもオリンピックに出場したいでしょうから)、自己負担でも何でもどうにか頑張れば済んでしまうことなのでしょうが、それでもメジャーな競技との格差には可哀想な気がしてきますね。
それで生計をたてている競技者はわずかであるにせよ、仮にも”日本代表”なのですから。
少なくとも日本人として、オリンピックから何かしら感動や勇気をもらえることもあるでしょうし、、、。
一競技者OBとして、スポンサー企業の名乗りがあることを祈っています。


そんなホッケー日本代表チームの資金確保の窮余の策として、女子チームの選手をモデルとした写真集を作成し募金活動を展開するプランもあるとか???

★ これこそ”オンナの武器”?というところでしょうか。。。(笑)★

これがイカツイ輩の多い”ホッケー男子チーム”じゃあ、そんなわけにはいきません。(泣)
私の現役だった頃の同じ大学の女子の連中の○○○な顔?を思い出しながら(笑)、”・・・そんな時代なんだなぁ~・・・・・”と改めて感じる私なのでした。。。。。


もはや”ビジネス”とは切り離せなくなった現代のスポーツ競技・・・、ばんえい競馬も然り・・・なのかも知れません。
ああ私はスポーツビジネスの関係者にはなりたくないですね。
お金儲けは別でしたいです。
どんなに苦しくても、まだ競技者であった方がイイな。
やっぱり楽しむ立場の方が私には向いています。
競馬はロマンだ・・・、と子供じみたことを死ぬまで言っていたい。。。(スミマセン!)


ところで13日の川崎競馬場での「全日本2歳優駿(GⅠ)」ですが・・・、
やはり”トロピカルライト”号が断然強いでしょう。
現段階では、力がとび抜けていると見ています。
でもただ。。。
川崎のコースだけが心配のタネですかね。
3~4コーナーで外にスッとんで行かなければ良いのですが。
ただでさえ早くなりがちなラスト3ハロンに川崎のキツイカーブ、馬場も軽くなっていてかなりのスピードでのコーナーリングが予想されます。
前歴があるだけに、少し心配かな?
直線が比較的長いので、トロピカルライトほどの力ならば、3コーナーをゆっくりまわっても直線だけで何とかなるのかも知れませんが、どちらにしろ福永騎手としては考えなくてはいけないところでしょうね。
ガンガン行きたい馬なのに、行っては不安がつきまとう。。。
そう考えれば、そうはトロピカルライトの一方的な結末にはならないように思えます。

地方競馬のトップジョッキー内田博幸騎乗の”フリオーソ”号を1着固定の馬単でズラッと流してみたら面白いかも。。。。。


それでは、また。



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