今週の私の注目レースは、水曜日、船橋競馬場での第10競走「クイーン賞」(GⅢ)・・・・・・・・・・ではなく、その次の第11競走「総の国オープン特別」です。
この競走は、名古屋と笠松の馬が出走馬の半分以上(6頭)を占める、名古屋のメインレースにしたいようなレースですね。
まるで、”東海 VS それ以外”、って感じ。。。
まあ、賞金は全然違いますケドね・・・・・。(笑)
なんと言っても、名古屋の競馬ファンにとって、このレースの最大の注目は「ウイニングウインド」号の走りでしょう。
前走は、名古屋のエース”吉田稔”騎手の手綱に導かれて、「東海菊花賞(SP1)」を圧勝しています。
東海公営では、もうすでに今年の夏に笠松の「くろゆり賞(SP1)」を丸野勝虎騎乗で勝つなど実績は申し分ナシというところ。
あとは、切っても切れない山本茜騎手とのコンビでどうか???というところでしょう。
このコンビの話は、去年の12月から始まっています。
ウイニングウインドが、中央から名古屋の原口厩舎に転厩してきて初めて跨ったのが茜ちゃんでした。
初戦こそB-1組のレースを獲ったものの、その後2戦続けて格下?に敗戦し、実質降ろされてしまった格好で乗り替わり。
山本茜本人としても、ここでは悔しい思いをしたことでしょう。
それでもその後、再び騎乗を任されてからは吹っ切れたように連戦連勝し、4月になる頃には、”ウイニングウインドといえば山本茜”というイメージも徐々にできつつありました。
そして迎えた春の名古屋のビッグレース、「東海桜花賞(SP1)」。
圧倒的1番人気に推されながら、またもやまさかの2着敗戦・・・。
悔しかったのは、私だけではなかった筈です。もちろん本人もでしょうが。
まだ力不足・・・・・。
それは毎回見ている者にしかわからないほどのことなのでしょうが、このレースは一流ジョッキーとの差を身にしみて感じてしまったレースであったように思われました。
それから次にこのコンビが向かったのが、5月の地元名古屋での交流重賞「かきつばた記念(GⅢ)」。
そう、茜ちゃんが初めて交流重賞に挑戦した馬がこの馬なのです。
結果は、実力が全く出せずに終わった形で9着大敗。
スタートから後手後手でまるで何もできなかったように見えました。
馬の力はあるのに出し切れない・・・、というもどかしさ。
そんな雰囲気も感じられました。
この時期は、茜ちゃん自身も少しスランプに陥っているように見えました。
そして雪辱を晴らすべく、このコンビが次に向かったのが、JRA中京競馬場での「テレビ愛知オープン」でした。
これも茜ちゃんにとって記念すべき、中央の競馬場で中央のレースに初参戦のレースとなりました。
ここではやはり、芝レースでの力不足を感じざるを得ないところで12着敗戦。
これは、いたしかたないところでしょう。
私の単勝馬券も、当然ただの紙切れと変わりました・・・。(笑)
その後このコンビで名古屋のオープンを2勝しましたが、ウイニングウインドにさらに上を目指してもらおう、という師の判断で、丸野勝虎にヤネは変わりました。
さすがは丸野、というべきか、ウイニングウインドは笠松の重賞「くろゆり賞(SP1)」を制し、この馬にとっても原口調教師にとっても念願の、初の重賞制覇を成し遂げました。
この結果は、掛け値なしで初めて本当のこの力を証明できた形であったでしょう。
力のある馬、ウイニングウインドはJBCクラシックを目指しましたが、1番人気に推された園田の「姫山菊花賞」で丸野痛恨の出遅れ・・・・・、残念ながら夢は夢と終わりました。
ちょうどそのあと、山本茜は「キングスゾーン」号とともに「JBCマイル(GⅠ)」に出走し大健闘。一躍全国でも注目を集めることとなりました。
一方のウイニングウインドは、11月、名古屋の名手吉田稔とのコンビで「東海菊花賞(SP1)」を圧勝。
名古屋の代表馬であることを強くアピールしました。
そして・・・・・・・・・・、
今回、ひさびさの”コンビ復活”です。
ウイニングウインドも、山本茜も、奇しくも全く別のパートナーで、この約半年ここまで大きく飛躍しました。
良い思いも、悔しい思いも共にした、この1頭の名馬と1人の女性ジョッキー。
はたして約半年ぶりのこのコンビは、一体どんなレースを見せてくれるのでしょうか?
相手も楽ではありません。馬も騎手も。
でも絶対、勝ち目はあるはずと見ています。
是非、頑張って良い結果を残してもらいたいものです。
「総の国オープン特別」は、12月5日(水)、ちょうど「クイーン賞(GⅢ)」のあとの第11競走、15時55分の発走です。
それでは、また。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
< 5日(水) 船橋 第11R >
「総の国オープン特別」 (3上・別定) ダ1700メートル(左)
1枠1番 タカラアジュディー(愛知)牡5 吉田稔56
(寸評:交流重賞Vの実績馬が名手吉田の腕で復活なるか?)
2枠2番 ミヨノドリーム(笠松)牝7 大原浩52
(寸評:新馬戦以来の勝ち星が欲しい!67戦目の挑戦。)
3枠3番 オグリホット(笠松)牡3 筒井勇54
(寸評:まだまだ本格化前の笠松の期待馬。)
4枠4番 ゲットトゥザサミット(笠松)セ5 御神本54
(寸評:着実に地力アップを大井の若手名手で証明できるか?)
5枠5番 グットストーン(船橋)牡3 石崎駿53
(寸評:南関クラシック戦線への参戦経験はダテじゃない!)
6枠6番 マズルブラスト(川崎)牡4 今野忠57
(寸評:羽田盃、東京ダービー3着馬が東京記念で見事復活。)
6枠7番 ニッシングリン(笠松)牝5 東川公53
(寸評:只今絶好調!笠松のリーディングの腕で上位狙う。)
7枠8番 ウイニングウインド(愛知)牡5 山本茜55
(寸評:馬が騎手を選ぶなら、彼は誰を選ぶだろう?)
7枠9番 ビーファイター(北海)セ8 山口竜54
(寸評:レベルの高い北海道でのオープンで入着の常連。)
8枠10番 シーチャリオット(船橋)牡4 内田博56
(寸評:3歳春まで無敵だった南関世代代表馬の復活は??)
8枠11番 タイギャラント(北海)牡9 井上俊54
(寸評:北からの刺客は、歳に関係なく絶好調で不気味。)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
< 5日(水) 船橋 第10R >
「クイーン賞(GⅢ)」(3上牝・ハンデ) ダ1800m(左)
1枠1番 クインオブクイン(笠松)牝4 濱口楠52
(寸評:ノッてるハマちゃんに実績では負けてない実力馬。)
2枠2番 ショウナンシャトー(船橋)牝7 左海誠52
(寸評:地元船橋の名手の腕に期待。)
3枠3番 アウスレーゼ(大井)牝4 真島大54
(寸評:大井重賞連覇中の南関世代代表牝馬。)
3枠4番 グリンセレブ(川崎)牝5 今野忠53
(寸評:只今絶好調!アウスレーゼに雪辱を期す!)
4枠5番 コイウタ(JR)牝3 横山典55
(寸評:中央牝馬クラシック戦線上位馬もダートでは?)
4枠6番 トーセンジョウオー(船橋)牝5 内田博56
(寸評:日本一の騎手と調教師のコンビは強力だ!)
5枠7番 サイレントエクセル(岩手)牝3 板垣吉54
(寸評:前走10馬身差圧勝は竜巻!)
5枠8番 テンセイフジ(川崎)牝4 酒井忍54
(寸評:一発を秘める!3着ヒモなら十分有りうる実力。)
6枠9番 グラップユアハート(JR)牝6 安藤勝57
(寸評:ライバルレマーズガールにはもう負けたくない!)
6枠10番 レイナワルツ(愛知)牝6 児島真54
(寸評:交流重賞常連の名古屋の星!)
7枠11番 レマーズガール(JR)牝6 岩田康57.5
(寸評:牝馬同士ならトップハンデでも負けられない!)
7枠12番 グレイスティアラ(JR)牝3 田中勝56
(寸評:素質期待馬もそろそろステップアップしたいはず!)
8枠13番 マキノチーフ(浦和)牝3 繁田健52
(寸評:前走世代3冠のチャームアスリープを負かした馬。)
8枠14番 エトワールフルーヴ(船橋)牝6 山田信52
(寸評:堅実な熟女と一発の騎手とのコンビに期待。)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
明日はお休みします。
結果は、明後日の深夜に・・・・・・・。
この競走は、名古屋と笠松の馬が出走馬の半分以上(6頭)を占める、名古屋のメインレースにしたいようなレースですね。
まるで、”東海 VS それ以外”、って感じ。。。
まあ、賞金は全然違いますケドね・・・・・。(笑)
なんと言っても、名古屋の競馬ファンにとって、このレースの最大の注目は「ウイニングウインド」号の走りでしょう。
前走は、名古屋のエース”吉田稔”騎手の手綱に導かれて、「東海菊花賞(SP1)」を圧勝しています。
東海公営では、もうすでに今年の夏に笠松の「くろゆり賞(SP1)」を丸野勝虎騎乗で勝つなど実績は申し分ナシというところ。
あとは、切っても切れない山本茜騎手とのコンビでどうか???というところでしょう。
このコンビの話は、去年の12月から始まっています。
ウイニングウインドが、中央から名古屋の原口厩舎に転厩してきて初めて跨ったのが茜ちゃんでした。
初戦こそB-1組のレースを獲ったものの、その後2戦続けて格下?に敗戦し、実質降ろされてしまった格好で乗り替わり。
山本茜本人としても、ここでは悔しい思いをしたことでしょう。
それでもその後、再び騎乗を任されてからは吹っ切れたように連戦連勝し、4月になる頃には、”ウイニングウインドといえば山本茜”というイメージも徐々にできつつありました。
そして迎えた春の名古屋のビッグレース、「東海桜花賞(SP1)」。
圧倒的1番人気に推されながら、またもやまさかの2着敗戦・・・。
悔しかったのは、私だけではなかった筈です。もちろん本人もでしょうが。
まだ力不足・・・・・。
それは毎回見ている者にしかわからないほどのことなのでしょうが、このレースは一流ジョッキーとの差を身にしみて感じてしまったレースであったように思われました。
それから次にこのコンビが向かったのが、5月の地元名古屋での交流重賞「かきつばた記念(GⅢ)」。
そう、茜ちゃんが初めて交流重賞に挑戦した馬がこの馬なのです。
結果は、実力が全く出せずに終わった形で9着大敗。
スタートから後手後手でまるで何もできなかったように見えました。
馬の力はあるのに出し切れない・・・、というもどかしさ。
そんな雰囲気も感じられました。
この時期は、茜ちゃん自身も少しスランプに陥っているように見えました。
そして雪辱を晴らすべく、このコンビが次に向かったのが、JRA中京競馬場での「テレビ愛知オープン」でした。
これも茜ちゃんにとって記念すべき、中央の競馬場で中央のレースに初参戦のレースとなりました。
ここではやはり、芝レースでの力不足を感じざるを得ないところで12着敗戦。
これは、いたしかたないところでしょう。
私の単勝馬券も、当然ただの紙切れと変わりました・・・。(笑)
その後このコンビで名古屋のオープンを2勝しましたが、ウイニングウインドにさらに上を目指してもらおう、という師の判断で、丸野勝虎にヤネは変わりました。
さすがは丸野、というべきか、ウイニングウインドは笠松の重賞「くろゆり賞(SP1)」を制し、この馬にとっても原口調教師にとっても念願の、初の重賞制覇を成し遂げました。
この結果は、掛け値なしで初めて本当のこの力を証明できた形であったでしょう。
力のある馬、ウイニングウインドはJBCクラシックを目指しましたが、1番人気に推された園田の「姫山菊花賞」で丸野痛恨の出遅れ・・・・・、残念ながら夢は夢と終わりました。
ちょうどそのあと、山本茜は「キングスゾーン」号とともに「JBCマイル(GⅠ)」に出走し大健闘。一躍全国でも注目を集めることとなりました。
一方のウイニングウインドは、11月、名古屋の名手吉田稔とのコンビで「東海菊花賞(SP1)」を圧勝。
名古屋の代表馬であることを強くアピールしました。
そして・・・・・・・・・・、
今回、ひさびさの”コンビ復活”です。
ウイニングウインドも、山本茜も、奇しくも全く別のパートナーで、この約半年ここまで大きく飛躍しました。
良い思いも、悔しい思いも共にした、この1頭の名馬と1人の女性ジョッキー。
はたして約半年ぶりのこのコンビは、一体どんなレースを見せてくれるのでしょうか?
相手も楽ではありません。馬も騎手も。
でも絶対、勝ち目はあるはずと見ています。
是非、頑張って良い結果を残してもらいたいものです。
「総の国オープン特別」は、12月5日(水)、ちょうど「クイーン賞(GⅢ)」のあとの第11競走、15時55分の発走です。
それでは、また。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
< 5日(水) 船橋 第11R >
「総の国オープン特別」 (3上・別定) ダ1700メートル(左)
1枠1番 タカラアジュディー(愛知)牡5 吉田稔56
(寸評:交流重賞Vの実績馬が名手吉田の腕で復活なるか?)
2枠2番 ミヨノドリーム(笠松)牝7 大原浩52
(寸評:新馬戦以来の勝ち星が欲しい!67戦目の挑戦。)
3枠3番 オグリホット(笠松)牡3 筒井勇54
(寸評:まだまだ本格化前の笠松の期待馬。)
4枠4番 ゲットトゥザサミット(笠松)セ5 御神本54
(寸評:着実に地力アップを大井の若手名手で証明できるか?)
5枠5番 グットストーン(船橋)牡3 石崎駿53
(寸評:南関クラシック戦線への参戦経験はダテじゃない!)
6枠6番 マズルブラスト(川崎)牡4 今野忠57
(寸評:羽田盃、東京ダービー3着馬が東京記念で見事復活。)
6枠7番 ニッシングリン(笠松)牝5 東川公53
(寸評:只今絶好調!笠松のリーディングの腕で上位狙う。)
7枠8番 ウイニングウインド(愛知)牡5 山本茜55
(寸評:馬が騎手を選ぶなら、彼は誰を選ぶだろう?)
7枠9番 ビーファイター(北海)セ8 山口竜54
(寸評:レベルの高い北海道でのオープンで入着の常連。)
8枠10番 シーチャリオット(船橋)牡4 内田博56
(寸評:3歳春まで無敵だった南関世代代表馬の復活は??)
8枠11番 タイギャラント(北海)牡9 井上俊54
(寸評:北からの刺客は、歳に関係なく絶好調で不気味。)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
< 5日(水) 船橋 第10R >
「クイーン賞(GⅢ)」(3上牝・ハンデ) ダ1800m(左)
1枠1番 クインオブクイン(笠松)牝4 濱口楠52
(寸評:ノッてるハマちゃんに実績では負けてない実力馬。)
2枠2番 ショウナンシャトー(船橋)牝7 左海誠52
(寸評:地元船橋の名手の腕に期待。)
3枠3番 アウスレーゼ(大井)牝4 真島大54
(寸評:大井重賞連覇中の南関世代代表牝馬。)
3枠4番 グリンセレブ(川崎)牝5 今野忠53
(寸評:只今絶好調!アウスレーゼに雪辱を期す!)
4枠5番 コイウタ(JR)牝3 横山典55
(寸評:中央牝馬クラシック戦線上位馬もダートでは?)
4枠6番 トーセンジョウオー(船橋)牝5 内田博56
(寸評:日本一の騎手と調教師のコンビは強力だ!)
5枠7番 サイレントエクセル(岩手)牝3 板垣吉54
(寸評:前走10馬身差圧勝は竜巻!)
5枠8番 テンセイフジ(川崎)牝4 酒井忍54
(寸評:一発を秘める!3着ヒモなら十分有りうる実力。)
6枠9番 グラップユアハート(JR)牝6 安藤勝57
(寸評:ライバルレマーズガールにはもう負けたくない!)
6枠10番 レイナワルツ(愛知)牝6 児島真54
(寸評:交流重賞常連の名古屋の星!)
7枠11番 レマーズガール(JR)牝6 岩田康57.5
(寸評:牝馬同士ならトップハンデでも負けられない!)
7枠12番 グレイスティアラ(JR)牝3 田中勝56
(寸評:素質期待馬もそろそろステップアップしたいはず!)
8枠13番 マキノチーフ(浦和)牝3 繁田健52
(寸評:前走世代3冠のチャームアスリープを負かした馬。)
8枠14番 エトワールフルーヴ(船橋)牝6 山田信52
(寸評:堅実な熟女と一発の騎手とのコンビに期待。)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
明日はお休みします。
結果は、明後日の深夜に・・・・・・・。