念の世界と現象界、潜在無意識と顕在意識、民主政権

　うつ病というものがある。誰もなりたくない、が、なる場合がある。どうしてそうなったか本人には因果関係がわからない。清少納言が枕草子のあるところで、『胸少しつぶれて・・・』と言っている。憧れの人と会える、憧れの学校に入る、そのような希望を思った時に、胸がズキン！となることは、若いときにはあるものだ。なぜか無性に腹が立つ、いけ好かない、理屈ではいけないと解っているのだが、つい衝動で・・・なんてのもそこいら中にある。
　これらは人間が『自分はこう考える』とか『こう在りたい』などと考える以前のもっと自分の内側から湧き上がってくる衝動によって動いている例である。むしろ意識せずに、或いは何故そう意識したかよくわからずに行動していることが多い。
　以上は個人の事柄である。実は社会もまたこれに似ている。我々が全く気着いていない世界が我々と同居している。『念』がある。それが『現象化』しているのがこの見える、体感できる社会である。無論この日本にも全く気付かれずにさまざまな念がある。個人もまたその実態は念であり、それが現象化して”何のたろべえとその世界”を顕在化させている。その機微を突いているのが般若心経である。
　以上を前置きとして考えると民主政権というものの実態が見えてくる。単刀直入に言えばあれは『日本を転覆沈没させようと目論んだある”念”の現象化であった』そして、起こったとんでもない災害は『その転覆行動に待ったをかける”別の念”の介入であった』
　さて、ここに、皇室の継承問題に一般大衆が口出ししようとの目論みがある。また、外国人参政権問題、人権擁護法問題など、民主政権が続投すれば『発火する』問題がある。その時、『待ったをかける”別の念”がまた動く』だろうと思う。その動き方はもう見えているのではないか？首都直下型地震、南海トラフなんとかかんとか、尖閣にどこやらが上陸、とか・・さまざま考えられる。
　近代・現代の科学開明思想と言う『宗教』・・・実態はカルトだろう多分・・・の魔法にかかっている大部分の人々はここに書いている事を見て眉に唾をつける、せせら笑う。では聞こう、”何故日本にはかくもたくさんの神社があって家庭にはお札があって、神宮と呼ばれるところではいつも厳かな儀式が取り行われているのか？”西洋キリスト教ピューリタン発祥近代科学開明思想によればあんなアニミズムの悪魔思想は早々に撤廃すべきではないのか？本気で見えない世界の存在を無視しているあなた、実践して見たまえ、ひどい人生になること請け合いだぜ、だってこう書いている本人が経験済みなんだから。具体的には言わない、思い出したくもないから。くだらぬ意地を張って人生をふて腐れて生きて貧乏神と同伴し、世間に不義理を尽くし、恩知らずとののしられて生きた、何とむなしい。
　話が逸れた、皇室継承問題に口出ししたり外国人に諂い日本人を打ち叩く悪法を俎上に載せる政権にこの国を再び任せるようなことがあれば東日本大震災以上の何かが起こるかもしれない。