夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

2030年

2012年12月12日 09時35分29秒 | 日記
 最近2030年と言う区切りの話がよく出てくる。偶然だろうか?・・・そうではないかもしれんぞ!!
2030年までに原発廃止、2030年にアメリカの覇権は終わる、2030年までに日本は核武装するかも、2030年頃は日本は衰退している、などなど。
 すると・・・ある予想が昇って来た。・・・ということは一部のスピリチュアル愛好者や終末・アセンション待望論者に限らず、”そういうものに何の興味もない、或いはバカにしている人々までも”『なにかを感じ始めたか?!』
 聖書のダニエル書と言うところに、当時の覇権国家であったバビロンの王、ネブカドネザルの夢の話がある。”巨大な像、頭は金、胸は銀、・・・脚は鉄、足は鉄と陶物・・”と。そして解釈として、その足の時代でその巨大な像は打ち砕かれる、と言う。
 現代の文明の根はどこにあるか?世界共通言語は何か?今世界の覇権国は何処か?その国を構成する民族の祖先は?彼らの宗教は?と考えればローマ帝国に行き着く。つまり現在はローマ帝国の末裔にして強固な鉄のような西欧諸国が未だ世界の中心的な国、つまり覇権国、但しローマの子孫の中にはさほど強固ではない印象の国々も混じっている。上記予言をまともに信じればその後に”人間の国家が覇権を唱える”ことはない。
 つまりどうやら2030年辺りまでにこの地球上世界の様相は大変化する。何より現在見ているような支配体制、それに付随する経済体制、宗教、民主主義なども一切ご破算になっている・・・ことを皆さん知らずに、感じているのではないかな????

ソロモン王の箴言

2012年12月12日 09時07分52秒 | 日記
 昨夜の報道番組で、官僚天下り防止の為に民間から人材起用の現状の話があった。農家経営に資する為に存在する、とか言う役所組織のようだったが、農業者が言う、『我々は24時間働いて年収300万だ』・・・一方で同”農業者のタメの”組織に天下った人々の年収は概ね1500万円とのこと。背広を着て事務所に座って決済とか言う事をする。
 これを見ていて即座にソロモンの箴言が脳裏を駆け巡った。曰く『この世は王たるものが裸足で歩き僕たるものが馬に乗っている』
 一方で徳川幕府の施政や幕末・明治に日本にやって来た外国人の見聞印象記を思い出した。士・農・工・商の身分制度はあったものの、暮らしぶりや財産はそれに比例していなかった、場合によっては反比例していたことは例えば勝海舟、大久保利通、秋山好古氏等の生い立ちの記録を読めばすぐ判る。秋山氏は今で言えば軍事高級官僚であった、が、退官後は郷里に戻って中学校の校長先生になられた。現在の天下り連中、恥ずかしいと思え!
 結局今のような状況は資本主義経済の風土病である。資本主義経済はどこから出てきたか?と言えば無論宗教改革を経たキリスト教から出ている。共産主義経済もまたその資本主義経済のストレス解消現象として出て来た。いずれも”人類を苦しめる”ことに変わりはない。つまり徳川藩政時代の方が”経済活動と人間の在り方美学”に於いてキリスト教由来資本主義より品位があった。