月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

炬燵登場

2011年10月05日 19時17分54秒 | 仏々相念(住職日記)

とうとう・・・

 

10月に入り朝晩は寒いくらいになりました。

寒いのが苦手な私にとって辛い季節になることです。

 

今日、我が家の炬燵が出ました。

「お~、いいね~」って歓声が上がります。

炬燵っていいですよね・・・

寒い時には腰をヒーターに当てるようにすると最高に気持ちいいです。

 

今月中過ぎには、お取り越しが始まります。

その時に一緒に配らせていただく「月のひびき」秋・冬号の制作開始です。

もうすでに坊守の担当コーナーは終えられており少々焦り気味。

金木犀の木が目の前にある窓を開け、秋の空気を感じながらパソコンに向かいます。

お陰で毎日こうやって下手なブログを打っているものですから苦になりません。

ただ、ブログと一緒でいつもまとまりのない話になってしまうのですが・・・

 

さあ、また今年もこれを手にして御門徒さんにお配りさせていただきます。

その頃には、「ご院さん、坊守さん、寒かったでしょう。さあさあ、炬燵にでも入って温まってください!」ってお宿で言われる程寒くなっているのでしょう。

 

ジワ~っと身も心も温めていただきます。


長善寺様のご法縁~香川常例布教回想録~のはなし

2011年10月05日 16時11分10秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
香川常例布教9か寺目は、9月15~16日、まんのう町の長善寺様の永代経法要にお参りさせていただきました。

観音寺市から讃岐山地に向かって土器川沿いを走りました。

山懐に抱かれるという表現がぴったりの場所に新築のご本堂、三門、鐘楼堂、納骨堂、門徒会館が広々と建てられていました。

ご住職様に、建立までのお話を聞かせていただきましたが、ご住職様はじめ寺族の皆様、ご門徒様方々のその深い思いと御苦労は計り知れないものでした。

永代経法要のご縁にお参りされる皆様の勤行の声、お念仏の声を聞かせていただきました。

新しい柱や畳にこの声が染み込んでゆくのでしょう。

はるか昔からこの山あいに響いていたお念仏の声をたいせつに受け継がれてこられた人々の声が…

また次の世代をお育てくださるのでしょう。

二日間のありがたいご縁でした。
長善寺様、ありがとうございました。



境内は、元小学校のグラウンドだったそうです。
その頃からの大きな銀杏が青々と茂っていました。
この銀杏の周りを子どもたちが走り回っていたのでしょうね…
今も声が聞こえるようです。