月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

手渡寺報

2011年10月10日 18時56分20秒 | 仏々相念(住職日記)

なんとか・・・

 

「月のひびき」秋冬号の私のエリアが終わりました。

後は印刷だけとなります。

 

ブログを初めて2年以上になることですが、こんなものでもコツコツしてるとちっとは成長させていただくのでしょうか・・・

相も変わらずこういったパソコンとかネットとか全然興味なく、それでも殆ど毎日パソコンに向い何ら変わらない動作を繰り返しています。

家族が言うのです、「本当にいつも同じ動作ね。」って・・・

強迫観念なのか、ただの面倒臭がりなのでしょうか、新しさを求めようとしないのです。

ややこしいことや面倒臭いことって嫌いで、(好きな方はおられないのでしょうが、)できるならしたくない方です。

この寺報にしても・・・

内容的にはブログの延長・・・

でも、有難いことに寺報の内容に困ることもなく以前より早く打てるようになった気がします。

 

ブログに関しては読んで下さればもの凄く嬉しいのですが、殆ど自己満足の世界ですので人に読んで貰うというより自己反省みたいなものと受け止めています。

隠すこともなく、カッコつけることもなく自らをさらけ出し、正直楽にならせていただいているというところもあります。

「こんなこと世界に発信して・・・」って娘にもよく言われます。

そんな大袈裟なって思いつつも、そういうことなんですね・・・

そう考えると自らをさらけ出すだけならまだしも家族は被害者になっていたのかも・・・

でも、コツコツしているダメ親父を「しかたないな~」って大きな心で見守ってくださる家族なのです・・・多分。

読み返すと面白くて「あ~、こんな思いやったな~!全然変わってないな~」って笑うやら反省するやら・・・

 

この寺報に関しては読んで頂きたいな~って思いで作っています。

お寺に参りたくても参れない方、何とも思わない方、ご法縁から遠ざかっている方、お寺が嫌いな方・・・御門徒の中にもいろんな方がおられます。

お寺ってどういうところなの、何しているの・・・

仏さまって何・・・ご縁って・・・

決して皆さまの思いにかなうような新聞ではないものの、何をしているのか、どんな御教えなのか・・・そんなことを味わっていただけるように坊守と2人で精一杯のところで作っているつもりなのです。

「どうぞ、あなたが読んで下さい。」って思う方はなかなか読んでくださらないのですが・・・

目の前でお渡しし世間話をしている間に手持無沙汰なのか丸められキュッキュされるとそっちばかりが気になって話どころではなくなります。

「それ、丸める前に読んで下さい!」とも言えずに・・・

その度に、「渡したら忘れることや!」って義父の言葉がよぎります。

どこまでも小さい男でいけません。

 

そんななか「これ、楽しみなんです・・・」その一言にしんどさ忘れるんです。

一人でも多く読んでいただけたらな~

 

作ってよかったな~って思うと同時にいつも坊守に感謝することです。

私だけなら絶対にしていないことですもんね。

そう思うと有難いことです。

 

私がお育てをいただいていました。